子どもが生まれる前は、子育てなんて誰でも通る道だから何とかなると思っていました。
でも実際に子育てをしてみると、思ってもみなかった悩み事の連続です。
今はインターネットという魔法のようなツールがあるのですが、使うことによって悩みが悪化するケースにはどのようなことがあるでしょうか。
現代の子育てはネットに依存している
以前は実の母親や、義母に分からないことを教えてもらうのが一般的でした。
地域の同世代の子を持つお母さん同士で悩みを相談し合ったりして、解決することも多かったです。
また家庭に医学書とか育児の本などを用意しておき、困ったことが起これば本を読んで解決するなどの対策法が主流でした。
反面、インターネットが普及して特にスマホを所有するのが当たり前になってからは、育児の悩みをネットで解決するママが増えています。
泣き止まないとかオムツかぶれなど育児で何か悩み事があれば、とりあえずネットで調べるのが当たり前の世の中ですよね。
お子さんにタブレットやスマホを使わせるかどうかのアンケート
0歳~3歳の子どもを持つ親を対象にしたアンケート結果です。
■お子さんがスマホ、タブレットを使うことはありますか?
はい 60%
いいえ 40%
参照元:http://baby.mikihouse.co.jp/information/post-4057.html
半数以上のご家庭では乳幼児がスマホを閲覧しています。
■使用頻度はどれくらいですか
毎日 30.8%
週に6日 21.4%
週に4日 20.8%
週に5日 17.5%
参照元:http://baby.mikihouse.co.jp/information/post-4057.html
ほとんど毎日のようにネット動画などを乳幼児に閲覧させているのが現実です。
どんな時に使うかで多いのは、外出先で静かにしてもらいたいときや子どもが使いたがった時です。
ママやパパが長時間、スマホを操作していればしているほど、子どもも使いたがります。
またパパがスマホゲームをする場合も、子どもの前ではしないようにしているケースが多いようです。
ママ友グループLINE(ライン)の怖い実態
私も経験がありますが、普通の友達よりママ友の付き合いは難しいところがあります。
自分だけなら嫌われてもいいかなと自由にふるまえる面も多いですが、子どもを介した場合は違った緊張感があります。
ママが失敗して仲間外れになったら、子どもにも影響があると考えると、ママ友との付き合いはむしろストレスになるケースもあります。
例えば別の小さなLINEグループを作って、悪口を言ったり仲間はずれにするようなことも考えられます。
何も悪いことをしていなくても悪口に参加しなかっただけで、誹謗や中傷の的になることもあるので怖いですね。
Q&Aサイトで誹謗中傷される
ママ友や義母などに相談するよりも、インターネット上で知らない誰かに相談する方が気楽な場合もあります。
また周囲の人では解決しないことも、詳しい方や同じような経験をした方が見つかれば、目の前の霧が晴れることもありますよね。
でもyahoo(ヤフー)知恵袋やOK WEB(オーケーウェブ)などのQ&Aサイトでは、誹謗中傷することが狙いの人も含まれている場合があります。
親身になってくれる方もいますが、思わぬ嫌がらせのような発言をしてくる方もいます。
ですから親身に相談に乗ってくれる人の意見だけを聞いて、悪口はシャットアウトできる方なら向いています。
繊細で傷つきやすい性格の方、間違った意見をストレートに受け止めてしまう方は注意が必要です。
ネット上で質問することでさらに悩みを悪化させる場合があるので注意しましょう。
親も子もネット依存に陥る可能性
インターネット上で何もかも解決できるようになると、現実でのコミュニケーションが面倒に感じる場合もあります。
本来ならご近所さんやママ友などと、力を合わせて解決していくことを簡単にゲーム感覚で自己完結できてしまいます。
ですから人との関わりが希薄になったり、自分自身も直接的な人間関係が煩わしく感じるケースが増えてきています。
長時間インターネットを使ったり、なんでもスマホで調べることでネット依存に陥る可能性もあります。
親がネット依存になれば、それを見て育つ子供も同じように長時間ネットゲームをしたり動画を閲覧するのが習慣になります。
使いようによってはとても便利ですが、依存し過ぎないように使い方には注意が必要です。