育児や子育ては幸せな瞬間がたくさんある反面、苦労や悩みが多いのが実情です。
いくら周りのママ友や先輩ママに相談しても育児書を読んでも、育児や子育てはマニュアル通りに進むものではありません。
だからこそ自分を追い詰めたり、行き詰まってしまうのですね。
ですが、上島システムなら育児や子育てがぐっと楽になるので、ぜひ実践してみてください。
上島システムとは?
上島システムと聞いてもピンとこないかもしれません。
この上島というのは、ダチョウ倶楽部の上島竜兵さんです。
ダチョウ倶楽部のネタを子育てに取り入れるシステムなのですが、一番有名なものといえば「どうぞどうぞ」ではないでしょうか。
これを使って、子供のやる気を引き出すのが上島システムです。
上島システムのやり方
「どうぞどうぞ」のネタでは、ジモンさんやリーダーが最初に上島さんにフリを出します。
それを上島さんが断ると、二人が「じゃあ俺がやる」「いや俺がやる」と言って、最後に上島さんが「じゃあ俺がやる」「どうぞどうぞ」という流れになっています。
これを子供のいやいやに当てはめてみましょう。
「ごはんを食べなさい」
「いや」
「じゃママが食べる」
「じゃパパが食べる」
「私(僕)が食べる」
「どうぞどうぞ」
というような形で上島システムを使ってみると、いうことを聞いてくれやすくなるのです。
育児や子育てで苦労するのはどんなとき?
子育てをする中で、子供がいうことを聞いてくれなくて苦労するのはどんなシチュエーションが一番多いか見てみましょう。
・食べている最中に遊び始める 83.5%
・遊び道具やおもちゃを片付けない 73.0%
・出先から帰りたがらない 68.8%
・ごはんを食べない 68.2%
・はみがきをしない(させない) 57.3%
参照元:http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2018/02/20180223.pdf
どの行動も、ママならいらいらした経験があるのではないでしょうか。
上島システムなら、こういった悩みも驚くほど簡単に解決できるのです。
イヤイヤ期についやってしまうNG行動
年齢に関わらず、成長していく過程の中で必ず訪れるのがイヤイヤ期ですね。
そんな時、ついやってしまうNG行動があります。
・勝手にしなさいと突き放す
・いい加減にしなさいという曖昧な言葉
・子供の心を傷つけて言うことを聞かそうとする
小さい子供はママがすべてです。
そのママに、勝手にしなさいと突き放されたら、子供はこの世で唯一頼れるものを失ってしまいます。
また、「いい加減にしなさい」と言っても、子供はどうすればいいか分かりません。
最後の子供の心を傷つけるというのは、例えば「○○ちゃんはいい子なのに」「よそのお家の子になれば」などの言葉です。
ママは本気じゃなくても、比較されたり捨てるようなことを言われれば子供は真に受けて傷つきます。
私も、いらいらしてつい言ってしまったことがありますが、そのあとはものすごく後悔しました。
なんであんな言い方をしたんだろう、と自分を責めたこともたくさんあります。
ですので恐怖や否定で言うことを聞かすのではなく、子供が楽しみながら言うことを聞いてくれる上島システムがおすすめなのです。
育児や子育てを楽にするには
親がいらいらするのはほとんどの場合、時間がないなど大人の都合です。
時間の概念がない子供からすれば、どうして早くしなくちゃいけないのか、すぐにやらなくてはいけないのかが分からないのです。
そこで怒っても、ママはストレスになるだけで楽しい子育てができません。
上島システムなら、例え成功しなくても張り詰めたママの気持ちが緩みます。
育児の苦労の多くは精神的なものなので、上島システムでストレスを緩和すればそれだけで心が楽になります。
イヤイヤやストレスなど負のループは接し方を変えないとずっと続くので、往年のギャグを活用して少しでも子育てを楽にしていきましょう。