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世界共通の悩み?世界の子どもの寝かしつけテクニック4つ

赤ちゃんの寝かしつけにママは大変な思いをしますが、世界の寝かしつけって気になりませんか?

実は日本と世界では大きく異なる部分があるようです。

世界共通の悩みなのか、代表的な国の寝かしつけテクニックを見てみましょう。

添い寝するのはアジアが多い

まずは、日本を含めた添い寝が多い国の割合を紹介します。

日本も添い寝をするのが普通の国なのですが、実はそれはアジアに集中しているそうです。

■添い寝の頻度が高い国
ベトナム83%
タイ77%
インドネシア73%
インド71%
日本70%

参照元:https://up-to-you.me/article/707

そもそもベッドというのはヨーロッパやアメリカの文化ですので、アジアだと添い寝になってしまうのかもしれません。

単なる文化の違いであれば良いのですが、実は添い寝も睡眠時間に関係しているようです。

日本のこどもは睡眠時間が17か国中世界ワースト1位と言われています。
理由はこちらです。

・寝かせる時間が遅い
・夜起きる回数が多い

起きる回数が多いのは、ママがそばにいないと安心して眠れないようにしてしまっているからとも考えられます。

睡眠の自立を考える日本人は少ないのでしょうね。

フランスのこどもは夜泣きしないらしい

フランスではそもそも大人がこどもを寝かしつける、といった概念がありません。

個人を尊重する国なので、赤ちゃんでも小さな大人という風に育てるのがテクニックの1つと言えますね。

多くの家庭が出産後から1人用のベッドで寝かせ、泣いてもそのままにしておくのが主流です。

むしろ夫婦生活を妨げたり、添い寝が赤ちゃんの睡眠サイクルを乱すと言われてきました。

ただし、最近では生後6カ月程度まではベッドに横付けできる寝具も人気になってきているようです。

結局泣かせっぱなしについて、悩んでいない訳ではなさそうですね。

アメリカのファーバー式とは?

欧米で広まったファーバー式とは、フランスと似たような方法ですが1人寝を推奨する寝かしつけの方法のことで、流れは以下のような形です。

・赤ちゃんをベッドにおいて部屋を出る
・赤ちゃんが泣いたらあやしにいく
・少しずつ部屋にいく時間を延ばす
・そのうち赤ちゃんが1人で寝れるようになる

ママやパパの育児ストレスが軽減される良い方法ですが、赤ちゃんが何で泣いているのか、見極められないと難しいですよね。

もしかすると、お腹が空いているのかもしれません。

イギリスには育児プロのナニーがいる

ファーバー式と似たような寝かしつけをしているのがイギリスです。

イギリスには、ナニーという育児のプロがいます。

ベビーシッターとはまた異なり、母親の代わりに育児を専門に行う英才教育のような専門家です。

ナニーも日本のように、抱っこやおっぱいをあげる寝かしつけはしません。

やり方が浸透しており、生後半年を過ぎればスリープトレーニングを行うのが普通で、添い寝率はわずか5%です。

ニュージーランドやモンゴルはスワルド多用

子どもの睡眠時間の平均が長い国として知られるニュージーランドは、平均睡眠時間が何と13時間18分です。

日本はワースト2位ですので、脳の発達や体の健康を考えると取り入れたい方法です。

モンゴルやニュージーランドは、欧米のような1人寝のスタイルに加えて、赤ちゃんが安心するようスワルド(おくるみ)を使用します。

モンゴルは寒い国なので、ぐるぐる巻きが定番スタイルだそうで、日本でもおひなまきというスタイルが最近とても人気ですよね。

子宮を再現するので、赤ちゃんが安心するそうです。

睡眠の悩みは世界共通!正解はありません

欧米スタイルは一見良さそうですが、日本の乳幼児突然死症候群が少ないのは添い寝があるからだとも言われています。

世界でも、寝かしつけによる悩みはありますが、こどもの睡眠時間に関しては、長い国を見習いたいですね。

睡眠は子どもの成長にかかせない大事なものですから、良い部分は見習いましょう。