子育て家庭に向いている、賃貸物件の選び方や周辺地域で何に注目すれば良いのかポイントを探っていきましょう。
賃貸物件を選ぶ人が増えている?
1988年頃の30代は、約半数の50%が持ち家だったのが、今は35%くらいになっているそうです。
参照元:http://www.daiwahouse.co.jp/tochikatsu/souken/sreport/srepo05.html
最近ではライフスタイルの多様化などで、コミュニケーションの形成が難しくなっていることもあって、賃貸物件の方が人気なのかもしれません。
作りがしっかりしていることから、分譲賃貸を選ぶ人も多いそうですよ。
築年数の浅い物件がおすすめ
築年数の浅い物件は、子育て家庭に向いていると言えるでしょう。
・防音性がしっかりしている
・耐震性能が良い
・断熱性能が良い
子育て中は隣の家に子供の鳴き声や、叫び声が届かないか心配になりませんか?
また自分だけでなく、子供の命も親としてはしっかり守りたいので、耐震性能がきちんとある物件選びをしたいものです。
築年数が新しい家は断熱性能が良く夏も比較的涼しく、冬も凍るほど寒いということがありませんので赤ちゃんにも良い家です。
1階の部屋なら音を気にしなくて済む
子供の歩き方は下の部屋によく響きます。
いくら言い聞かせても、衝動性があるので止められない時があります。
ベランダや周辺の防犯対策が必要にはなるものの、1階の部屋は音を気にしなくて済むので安心ですよ。
また子どもがベランダから何か物を落としたり、子供自身がベランダから転落する心配もなくなります。
部屋が見渡せるカウンターキッチン
特に子供が歩き出した頃は、キッチンでの家事をしながら子供の様子をうかがえるカウンターキッチンがおすすめです。
子供が大きくなって小学生になっても、宿題を見てあげながら自分の仕事ができますよ。
他にもリビングが広めだと家族だんらんができるのでおすすめのポイントです。
収納スペースが多い物件を選ぼう
使わなくなったベビーカーや、プレイジムなどかさばりますよね。
子供の物をしまうために、小さいうちは特に収納スペースが多い物件を選ぶ方が部屋も散らかりません。
和室の部屋には大きい押し入れや天袋があり、クローゼットよりも物をしまうのに便利な収納スペースがあります。
特に赤ちゃんはハイハイをするので、和室の方が向いています。
ファミリー世帯が多い街に注目
物件を選ぶときに周辺地域が気になることでしょう。
そんな時に注目するポイントとして、3LDKの部屋数が多いマンションの地域をチェックしてみましょう。
3LDKは大体家族が住む部屋数なので、その部屋数が多いマンションが集まる地域は、ファミリー世帯が多く住んでいます。
子育て家庭にとって利点が多く、住みやすい街だと考えられるでしょう。
そういう街は、大体以下のような子育て家庭にとって必要な環境が揃っています。
・スーパーや商店街がある
・繁華街や飲み屋があまりない
・教育機関が多くある
駅と教育機関が近いと便利です
子供がある程度大きくなってくると、電車やバスなどを1人で利用するようになります。
そのためできれば駅からあまり遠くない場所を選びましょう。
そして小学校や中学校など教育機関が近くにあると、親は安心できます。
通学にかかる時間が長いと、それだけ不審者の目にも止まるので防犯の意味でも近いところがおすすめです。
また保育園や幼稚園も近い方が、親の送り迎えの負担も軽減されますよ。
私も家の目の前の幼稚園に通わせていますが、体力的にも時間的にもかなり楽です。
物件だけでなく周辺地域もしっかりチェック
あまり下調べせず引っ越してしまうと、後で後悔することにもなりかねません。
あまり見た目のおしゃれ感や景観ばかりにとらわれず、実用的かどうかで決めましょう。
また治安についても警察機関の出す情報をチェックし、子育て家庭にとって安心できる賃貸物件を選ぶのがポイントです。