乳児湿疹ができる原因を把握しましょう!
赤ちゃんのお肌のトラブルといえば、乳児湿疹があります。
あくまでも赤ちゃんのお肌にできる湿疹全てを乳児湿疹と呼びますので、ひとくくりにしては対策法がわかりにくくなります。
というわけで、乳児湿疹の代表的な5種類の湿疹について簡単にみていきたいと思います。
5種類の乳児湿疹というのは
新生児ニキビ、汗疹、脂漏性湿疹、おむつかぶれ、接触性湿疹
の5つです。
新生児ニキビはお肌の皮脂が毛穴に詰まり、皮脂を餌にアクネ菌が増殖してできます。
つまり、皮脂が大きく関わっています。
次に汗疹はそのまま汗が原因で起こる湿疹です。
脂漏性湿疹も名前からわかりやすいと思いますが、皮脂が原因でできる湿疹です。
おむつかぶれはおむつによる摩擦やおむつ内環境(うんち、おしっこ、汗等)が原因となります。
接触性湿疹はお肌に触れたものの刺激で起こる湿疹なので刺激が原因です。
というわけで、原因をおおまかに分けると「お肌の汚れ」と「お肌への刺激」が原因となっていることが多いのがお分かり頂けると思います。
結局、お肌の汚れがお肌への刺激につながるという見方もできます。
そこで、赤ちゃんのお肌のケアに必要なのが、
お肌の汚れを落とす「清潔ケア」とお肌への負担を減らす「お肌への優しさ」
なのですが、お肌の刺激については刺激自体を減らすという方法と、もう一つ、刺激に対抗する力をつけるという方法もあります。
お肌には元々外部からの刺激から守るためのお肌のバリア機能が備わっています。
お肌のバリア機能はお肌の水分と皮脂膜という油分のバランスで保たれています。
赤ちゃんのお肌はバリア機能が未熟なのでスキンケアでサポートしてあげる必要があります。
まとめますと、赤ちゃんのお肌を乳児湿疹から守ってあげるための対策として必要なことは、
『お肌への優しさ』『清潔さ』『バリア機能をサポートする保湿』
の3つとなります。
ベビーローションの乳児湿疹対策においての役割は?
上記の3つの必要なケアを実際に行う際に必要なのが、
「ベビーソープ」と「ベビーローション」です。
まず、言えるのはこのどちらもお肌への優しさが大切ということです。
赤ちゃんのお肌のため、低刺激ありきで商品は選びましょう。
そして、お肌を清潔にしてくれるのがベビーソープです。
さらに、赤ちゃんのお肌のバリア機能をサポートし、乳児湿疹のような肌トラブルが起こりにくい健やかなお肌を作るのに必要なのが、ベビーローションです。
ベビーローションはほとんどが乳液タイプ、
つまり、水分と油分をバランスよく含んだものとなっています。
水分がお肌に潤いをもたらし、油分がお肌の潤いを逃がさないように閉じ込めます。
赤ちゃんのお肌は乾燥傾向が強いため、油分だけでなく、お肌そのものを潤す水分がとても重要です。
油分を付けると一見して保湿されたように思いますが、
インナードライ肌というような外はテカテカ、中はカサカサという場合もありますので、
しっかりとお肌の角層に潤いを与えてくれるベビーローションを探してあげることをおすすめします。
お肌に優しいベビーローションでお肌の汚れを落とし、お肌に優しく、水分と油分のバランスが良いベビーローションでお肌のバリア機能をサポートしてあげることで赤ちゃんのデリケートなお肌がトラブルに負けない健やかなお肌へ導かれます。