アレルギーとなる成分が入っている
単純にお肌に合わないケースとして、
配合されている成分に対するアレルギーがある場合が挙げられます。
アルコールや小麦などが対象となりやすい成分です。
こればかりはどうしようもありませんので、
自分が何に対してのアレルギーを持っているかを事前に知っているのであれば、
配合されている成分にその成分が入っていないかを確認して選びましょう。
要注意なのはアレルギーだと勝手に思い込んでいるパターンです。
化粧品でもセラミドやスクワランといった美容成分を強くアピールしている化粧品の場合、
その化粧品を使用して肌トラブルが起こった場合には、
セラミドやスクワランが自分には合わないんだと思い込んでしまいがちです。
ですが、実際にはスクワラン原液などではない限り、
ほとんどが化粧品全体の1%未満の配合量です。
ということは、それ以外の成分に原因がある可能性の方が高いと思った方がいいと思います。
配合成分の刺激が強い
化粧品に使われる成分は様々で、
お肌への負担の少ないものから刺激の強いものまであります。
旧表示指定成分と言われる102種類の成分は
人によって皮膚障害を起こす可能性のある成分として指定されているので、
お肌への負担となる可能性が高いです。
ですが、旧表示指定成分以外はお肌に優しいのかというと
そんなことでもありません。
ヒアルロン酸やプラセンタといった成分は有名な成分なので知っている方も多いですが、
それ以外の成分については知らない方がほとんどだと思います。
知らない成分で気になる場合はネットで検索するなどして調べてみるほうが良いと思います。
化粧品ではなく食生活などの日々の生活習慣によるもの
お肌がヒリヒリするなどは化粧品に問題があるとは限りません。
お肌の状態は日々の生活によって変化します。
強いストレスを受けていたり、寝不足が続いたり、毎日同じ食事ばかりしていたり、
そういったことが重なるとお肌の状態を健やかに保つことはできません。
仮にお肌を生成するために必要な栄養が足りていないと
それだけで肌が乾燥したり、皮脂分泌が減ったりといったことが起こりやすくなります。
このような弱ったお肌の状態で化粧品を使うと、
化粧品に問題がなくても刺激と感じる場合があります。
お肌のケアというと化粧品ばかりに目がいきますが、
健康は化粧品以上に美容と密接に関係しています。