自然派化粧品はお肌に優しい？
自然派化粧品と聞くとお肌だけでなく、環境にも優しそうな感じがしませんか？
オーガニック化粧品にも近い意味合いですが、
オーガニックは認証を受けた成分を使用している場合しか謳えませんが、
自然派は植物エキスなどの自然由来の成分を使用している場合に使われます。
植物エキスのことを指す場合がほとんどですが、もう少し広い意味で使われる場合もあります。
自然派化粧品は自然界の恵みを使っている化粧品という意味ですが、
それがお肌に優しいことを意味するものではありません。
オーガニック化粧品と同じですね。
どうして自然派＝お肌に優しいを意味しないの？
先に言っておきますと、自然派がお肌に優しくないといっているわけではありません。
植物由来成分でお肌への刺激が強い成分はそれほど多くないですし
むしろ優しいものの方が多いと思います。
なら自然派はお肌に優しいんじゃないの？
と思われるかもしれません。
お肌へのダメージという面では優しいことが多いかもしれませんが、
アレルギーなどでお肌に合わない場合もあります。
お肌に合わない成分はお肌に優しいとはいえませんね。
自然派は良いことだと思いますが、
自然派は優しく、自然派でないものは刺激があると思っていると
化粧品選びに失敗する場合がありますので、ご注意ください。
植物エキスでなくても、セラミドとかお肌に優しい成分などはあります。
セラミドやヒアルロン酸、アミノ酸などは植物エキスではありませんが、
人間のお肌に元々存在する細胞間脂質や天然保湿因子と呼ばれる保湿成分です。
自然派を優先するがためにそういった成分を配合している化粧品を選ばないのはとてももったいないことです。