美容成分としてのアミノ酸
アミノ酸というとどんなイメージを持たれているでしょうか?
たんぱく質を摂取すると体内で分解されてアミノ酸となり、そのアミノ酸が筋肉を作ったり、髪や皮膚など様々な形成に使われます。
そのため、トレーニングやダイエットに取り組まれている方にはアミノ酸は身近な存在と言えます。
そのアミノ酸ですが、実はお肌の表皮の中でも最も表面に位置する角層を形成する角質細胞に含まれる天然保湿因子(NMF)を構成している成分でもあります。
この天然保湿因子にはアミノ酸、乳酸、ミネラル、ヒアルロン酸、PCA-Na、尿素などがあります。
アミノ酸は天然保湿因子の中でも約40%を占めると言われています。
これら天然保湿因子は保湿成分となりますが、特徴としては保水力に優れるというものがあります。
お肌の潤いを逃さないように保持する力を保水力といいますが、アミノ酸も保水力に優れた成分と言えます。
つまり、美容面においてもアミノ酸はお肌にとって嬉しい効果をもたらしてくれますし、お肌が元々持っている成分でもあるわけなので、美容成分としてお肌にも馴染みやすいやさしい成分と言えます。
アミノ酸の種類とは?
アミノ酸と言われても具体的な成分名は知っていますか?
アミノ酸が良いとわかっても、気になる化粧品にアミノ酸が入っているかどうかがわからなければ納得いく化粧品選びができないですよね。
そのため、アミノ酸の代表的な種類は知っておきましょう。
【化粧品によく配合されているアミノ酸成分】
・アラニン
・グルタミン酸
・アスパラギン酸
・アルギニン
・グリシン
・セリン
・ロイシン
・リジン
などがあります。
アミノ酸は保水機能があり、お肌にも馴染みやすい保湿成分なので赤ちゃんのお肌の保湿ケアにも最適な成分です。
そのため、アミノ酸配合のベビーローションもおすすめです。