保湿の王様「セラミド」

セラミドは保湿の王様

保湿成分として有名なセラミド。
これはお肌にも元々存在する保湿成分って知っていましたか?

お肌には細胞間脂質というものがあります。

これは皮膚の中でも一番表面にある表皮の中でも一番表面にある角質層に存在しています。

角質層には細胞間脂質以外にも角質細胞がありますが、
細胞間脂質と角質細胞によってお肌の水分保持やバリア機能が働いています。

ということは、
若々しく、潤い溢れるお肌に細胞間脂質や角質細胞はなくてはならない存在というわけです。

乾燥肌とかの場合は、この細胞間脂質や角質細胞の生成が少なくなって、不足してしまった状態であることが多く、アトピーの方は細胞間脂質のセラミドが不足しているとも言われています。

セラミドの種類

そして、セラミドには種類があります。
数種類のセラミドが人のお肌には存在していて、基本は水分保持ですが、それぞれ種類によって働きに少し違いがあります。

ちなみに種類というのは
セラミド1、セラミド2、セラミド3…といった具合です。

さらにセラミドは原料(由来)によって分けられます。
天然セラミドと呼ばれるセレブロシド、etc.や植物セラミドと呼ばれるコメヌカスフィンゴ糖脂質、etc.、ヒト型セラミドと呼ばれる、セラミド2、etc.、最後に合成セラミドと呼ばれるセチルPGヒドロキシエチルパルミタミドといった4つのタイプに分かれています。

ヒト型セラミドは人の肌に存在するセラミドとほぼ同等の構造を持っているセラミドです。

セラミドはお肌が乾燥しがちな場合に保湿を補い乾燥から守るのにおすすめな保湿成分です。