名前は合成っぽい「PCA-Na」

PCA-Naって何だろう?

PCA-Naって聞いたことありますか?
ピロリドンンカルボン酸ナトリウムと言いますが、名前だけ聞くととても体にとって良さそうな印象は受けませんよね。

ですが、PCA-Naはお肌にも存在する保湿成分であり、
ヒアルロン酸と同じく天然保湿因子の一つでもあります。

しかも天然保湿因子として皮膚の角質細胞内での割合はヒアルロン酸よりも多いのです。

天然保湿因子はお肌の潤いを保つために必須の保湿成分です。

お肌に浸透した水分は何もなければ、すぐに蒸発してしまいますが、
PCA-Naやヒアルロン酸、そして細胞間脂質のセラミドといった保湿成分が存在しているおかげで、水分を抱え込み保水してくれます。

ただし、これだけでもやっぱり水分の蒸発は起こりますので、
より水分を逃さないようにということで、表皮の表面には皮脂膜という油でのコーティングされていて、水分を逃さないようにしています。

知られてないけど重要な役割を持ったPCA-Na

ヒアルロン酸やセラミドといった成分が有名過ぎて、PCA-Naはあまり知られていませんが、ヒアルロン酸などと同じくらい大切な保湿成分だということは知っておいて損はないと思います。

これからは化粧品の成分表を見た際に、
PCA-Naが記載されていたら、ヒアルロン酸とかと同じように肌に存在している保湿成分でお肌に優しい成分だ!と思いましょう!