ユースキンブランドについて
ユースキン製薬という会社の会社名がそのままブランド名となっていますが、ユースキン製薬は昭和30年に創業された50年以上もの歴史を持つ老舗のメーカーです。
通常のスキンケアというよりかは、肌トラブルの症状に合わせた製品提案を行っています。
シリーズごとにテーマがあり、
例えば、ユースキンAシリーズであれば、手やかかと、唇の荒れ対策のスキンケア、Iシリーズは痒みや湿疹へのアプローチ、Sシリーズは乾燥肌や敏感肌へのアプローチといった具合にわかりやすく分けられています。
ユースキン 薬用あせもジェルの特徴は?
ユースキン 薬用あせもジェルはユースキンのあせもシリーズとして販売されています。
薬用と記載があるとおり、医薬部外品のジェルです。
医薬部外品は化粧品と違い、有効成分の効果範囲内で効能効果が謳えます。
ユースキンの薬用あせもジェルの場合は有効成分のグリチルリチン酸二カリウムにより、汗による肌荒れの「汗あれ」と汗疹(あせも)の予防に役立ちます。
きちんと知っておきたいことは、医薬部外品であっても医薬品ではないので、治療ではないということです。
あくまでも、汗あれと汗疹の「予防」に効果があるということです。
有効成分以外の成分を見ていきます。
アラントインは抗炎症効果がある成分です。
モモ葉エキス、アロエエキス、シソエキスは潤いを与える植物エキスで保湿効果がありますが、
モモ葉エキスには消炎や抗菌作用がありお肌のトラブル予防に役立ち、アロエエキスも火傷の際に昔から民間療法として使われてきたように消炎作用があります。シソエキスにも同じように消炎効果があります。
濃グリセリンは保湿剤で、1,3-ブチレングリコールは化粧品成分でいうところのBGで防腐効果を持つ保湿剤です。
3-メチル-1,3-ブタンジオールは別名イソプレングリコールで、保湿剤として使われます。抗菌作用もあります。化粧品名称ではイソペンチルジオールと表記されます。
カルボキシビニルポリマーはカルボマーのことで、乳化剤として使用されます。
水酸化ナトリウムはPH調整剤、パラベンは旧表示指定成分の防腐剤です。
赤ちゃんのお肌への負担が気になる成分はパラベンくらいで、他はお肌への刺激も少ない成分が使われています。
ただし、ジェルタイプで油分が含まれておらず、潤いを与えてはくれますが、持続効果は乳液タイプのベビーローションに比べると短くなります。
夏など汗をよくかく季節の汗疹対策としては保湿とあせも予防に役立つので、おすすめです。
ユースキン 薬用あせもジェルのピックアップ口コミ
・化粧水ほど水っぽくなくジェルタイプで使いやすいです。べたつきもニオイもありません。
・冷やして使うと冷たいジェルで日焼け後の肌のケアにも役立ちました。子供の汗疹予防におすすめです。
・あせも対策に欠かせません。
【配合成分数12種類】
[有効成分]
グリチルリチン酸二カリウム
[その他の成分]
アラントイン、モモ葉エキス、アロエエキス(2)、シソエキス(2)、濃グリセリン、1,3-ブチレングリコール、3-メチル-1,3-ブタンジオール、カルボキシビニルポリマー、水酸化ナトリウム、パラベン、精製水