ミルふわブランドについて
粉ミルクで有名な和光堂のベビースキンケアブランドがミルふわです。
ミルクで有名なだけあり、ミルふわブランドのコンセプトには「母乳」をお手本とした保湿成分を使用するというものがあります。
母乳に含まれ、かつ保湿に役立つ成分として、
オリゴ糖、リン脂質、イノシトール、セラミドがあります。
さらには、香料や着色料、パラベン、アルコール、鉱物油、乳由来成分が無添加となっていて低刺激にもこだわったベビースキンケアシリーズとなっています。
ミルふわ ベビージェルローションの特徴！ミルキーローションとどう違う？
まず、ミルふわシリーズに共通して使われている代表的な4種類の成分について見ていきます。
オリゴ糖（ラフィノース）は赤ちゃんの便利解消などにも使用される糖の一種で、オリゴ糖をウリにしたスキンケアがあるくらい保湿効果もある成分です。
リン脂質（水添レシチン）というのは細胞膜の構成成分の一つであり、卵や大豆にも含まれるレシチンとしても知られます。乳化作用があり、肌馴染みを良くしお肌をなめらかに整えます。
イノシトールはビタミンBの一種で保湿効果や肌荒れ予防に役立つ成分です。
セラミドはお肌の角質層にある細胞間脂質として有名で、保湿の王様として知られる有名な保湿成分です。
グリセリンとBGは多くの化粧品に使われる保湿剤で、BGは防腐効果もありますが、人によって合わないケースもあります。
フィトステロールズはお肌のコンディショニング成分です。
ベタインは保湿成分、ラウロイルリシンはコンディショニング成分です。
ポリクオタニウム-51は別名リピジュアと呼ばれ、高い保湿効果があり、保湿力はヒアルロン酸の倍とされています。
グリチルリチン酸2Kは抗炎症効果などで肌荒れ防止に使われる成分です。
トコフェロールはビタミンEで抗酸化力に優れる成分です。
PEG-60水添ヒマシ油は乳化剤で安全性が高いとされている成分です。
カルボマーも乳化剤です。セラミドなどを混ぜ合わせる際に使われます。
水酸化KはpH調整剤、EDTA-2Naは旧表示指定成分の一つでキレート剤です。
エチルヘキシルグリセリンはお肌のコンディショニング成分です。
フェノキシエタノールは防腐剤です。
エチルヘキシルグリセリンとフェノキシエタノールは併用されます。
赤ちゃんのお肌への負担が気になる成分としては、BGとEDTA-2Naです。
その他の成分はお肌への負担の少ない成分です。
ベビージェルローションはベビーミルキーローションと何が違うのでしょうか？
ジェルはゲルとも呼ばれ、ミルキーローションは乳液タイプです。
ジェルというものは元々化粧品作りの際に水と油を混ぜ合わせるために使われる界面活性剤を使わずに化粧品作りをしようという目的で作られたものです。
そのため、本来のジェル化粧品には油分が含まれません。
中にはジェルクリームという油分も配合されたものもあります。
ミルふわのベビージェルローションとベビーミルキーローションを見比べると実際にミルキーローションの方はスクワランやメドウフォーム油が配合されていますが、ジェルローションの方には入っていません。
つまり、ミルキーローションの方が油分が多く含まれています。
油分が多いとどうなるかというと、お肌の水分を外に逃がさないのに役立つため、保湿効果の持続が期待できます。
ジェルローションは水分保持や潤い補給に優れますが、ミルキーローションに比べると保湿効果は短めです。
ジェルローションとミルキーローションの使い分けとしては、夏の季節などさっぱりとした保湿ケアを行いたい場合にはジェルローションがおすすめで、しっかりと保湿ケアを行いたい場合や秋冬は乾燥対策としてミルキーローションがおすすめです。
ただし、子供のお肌の状態を見ながら、乾燥がひどいようならミルキーローションを、乾燥が気にならないけど念のための場合にはジェルローションといった具合にお肌の状態に合わせて使い分けるのが一番です。
ミルふわ ベビージェルローションの口コミピックアップ
・お手頃価格で成分も信用でき、ジェルなのでベタベタせず気に入っています。
・ひどい乾燥肌で悩んでいた我が子の肌の状態がよくなりました。
・冬はちょっと物足りないけど夏はさっぱりしていていいかも。
【配合成分数19種類】
水、グリセリン、BG、ラフィノース、水添レシチン、イノシトール、セラミド3、フィトステロールズ、ベタイン、ラウロイルリシン、ポリクオタニウム‐51、グリチルリチン酸2K、トコフェロール、PEG-60水添ヒマシ油、カルボマー、水酸化K、EDTA-2Na、エチルヘキシルグリセリン、フェノキシエタノール