宇津とは?
宇津のベビースキンケアシリーズであるももの葉ベビーローションを手掛けている会社は宇津救命丸株式会社と言います。
なんと宇津救命丸株式会社は創業が1597年ということで400年以上もの歴史を持ち、宇津救命丸という代表的な商品はずっと家庭の常備薬として親しまれてきた薬です。
宇津救命丸がどんな薬かというと赤ちゃんの「夜泣き・下痢・かんむし(ぐずり※小児神経症)」を生薬によって心身バランスを整えることで改善していく薬となっています。
宇津救命丸という会社はそんな昔からの長い歴史を持つ医療メーカーですが、赤ちゃんのお肌のケアとして薬用のベビースキンケアシリーズも販売しています。
宇津 ももの葉ベビーローションの特徴
宇津 ももの葉ベビーローションのパッケージにも記載されているように「肌荒れや汗疹(あせも)」対策としての薬用ベビーローションとなっています。
薬用というのは医薬部外品ということです。
医薬部外品には有効成分の効果範囲ないで効能を謳うことが認められていて、ももの葉ベビーローションの場合には「肌あれや汗疹・しもやけ・あかぎれ・日焼けや雪焼け後のほてり」などを防ぐ効果があります。
もちろん、ベビーローションなので化粧品として保湿効果もあります。
ではももの葉ベビーローションに含まれる有効成分は何なのかというと、
グリチルリチン酸ジカリウムとアラントインです。
グリチルリチン酸ジカリウムは化粧品にもよく配合される成分ですが、抗炎症効果や痒みを抑える効果があります。
アラントインにはニキビや肌荒れ予防効果があり、抗炎症効果や細胞増殖作用による傷の治りを早める効果などがあります。
商品名にも入っている桃の葉エキスは消炎効果や抗菌効果、保湿効果があるとして、昔から民間療法としての薬草として使われてきました。
医薬部外品なので化粧品成分表記とは異なっていたりしますが、その他の成分としては、
旧表示指定成分の保湿剤であるプロピレングリコール(PGのこと)や同じく旧表示指定成分の防腐剤であるパラオキシ安息香酸メチル(メチルパラベンのこと)、化粧品ではポリソルベート20を示す、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.)という乳化剤、旧表示指定成分のキレート剤であるエデト酸二ナトリウム(EDTA-2Na)、そしてPH調整剤が配合されています。
有効成分とモモ葉エキス以外は全て商品として成り立たせるのに必要な成分でお肌のケアに必要な成分ではありません。
ベビーローションとしては旧表示指定成分が3種類使われているので赤ちゃんのお肌にやさしいとは言いづらい内容となっています。
薬用自体が一定の効果を発揮するものであるため、毎日の赤ちゃんのお肌のケアとしてはおすすめしません。
商品のウリである汗疹(あせも)や肌荒れ対策として一時的にお肌の状態を整えるためのベビーローションとしての使用がおすすめです。
配合成分数が9種類とシンプル構成である点は良いのですが、お肌への負担となりえる成分が入っているのが残念です。
宇津 ももの葉ベビーローションの口コミ情報
・ニキビによる肌荒れ対策として愛用しています。赤ちゃん用なので安心して使えます。
・さっぱりした使い心地でべたつかないのが気に入っています。ニキビケアに使用しています。
・あせも対策に使っていますが、塗った後はサラサラで痒みが治まるので助かります。
【配合成分数9種類】
[有効成分]
グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン
[その他成分]
モモ葉エキス、プロピレングリコール、パラオキシ安息香酸メチル、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.0.)、エデト酸二ナトリウム、PH調整剤、精製水