子どもでも覚えられる防犯標語をご存知ですか?
有名なのは警視庁が考案した、いか・の・お・す・しですね。
「いか」は行かない、「の」は乗らない、「お」は大声を出すです。
そして「す」はすぐ逃げる、「し」は知らせる、と子どもにも分かりやすく理解できる意味合いになっています。
用語で防犯意識を持ってもらいたいですが、小さい子供は親がしっかりと守ってあげないといけません。
そこで防犯対策ができるおすすめグッズを紹介しましょう。
防犯ブザーは必須
防犯グッズとして手頃なのは、防犯ブザーではないでしょうか?
夏休み中と限定的ですがアンケートによると、55.7%の人が防犯のために防犯ブザーを選んでいるようです。
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000022890.html
メリットは低コストで気軽に持たせられることです。
一方デメリットは変質者に出くわした時に、子どもが自主的にブザーを引っ張らないと意味がないことです。
そのため親が使い方をしっかり教えておきましょう。
防犯ブザーは以下のようなタイプがおすすめです。
・音が大きいもの
・音の出し方が分かりやすい
・目立つ色のもの
音は電車の音ぐらいの100dbくらいあると、防犯対策ができて安心です。
また音の出し方が難しいと、子供がやりにくいですよね。
ボタンや紐などタイプがあり、子どもが使いやすいものを選んでください。
使用方法を把握してもらうため、一緒に買いに行くのがおすすめです。
大きさはコンパクトなタイプがランドセルに付けられるのでおすすめですが、色は派手なものが良いですね。
持っていることを犯人にアピールできます。
今は妖怪ウォッチなどキャラものがたくさんありますよ。
GPS機能のついた携帯
GPS機能付きのキッズケータイは色々な機能が付いているので、防犯アイテムとしてもおすすめグッズのひとつです。
月額数百円で登録できてGPS機能が付いており、携帯電話の月額使用料と合わせても、そんなに高くはありません。
キッズ携帯は大手携帯電話会社がそれぞれ販売しています。
・家族の電話番号を登録できる
・防犯ブザーが付いている
・防水・防塵
・時計型のタイプ
など様々な特徴があります。
防犯ブザーだけでは不安だという親御さんにおすすめです。
機種代や通信料は別途かかるようです。
携帯は持たせたくない人にGPSのみもある
携帯の機能はいらないなら、もっとシンプルなGPS機能だけに特化したものも販売されています。
名刺サイズの小型端末ですので、子どもの制服のポケットに入れておけばOK。
GPS機能で位置が分かるのはもちろん、緊急時にはオペレーターから親に連絡があります。
親が離れた場所にいる場合は、緊急対処員が駆け付けるシステムです。
セーフティー黄交通安全帽子
子どもの安全を守るためのグッズで、学校で使用する黄帽と同じデザインの耐刃帽子があります。
いきなり襲ってきても、頭だけでも守れば大事に至らないケースもありますよね。
帽子は強力なポリエチレン繊維とクッション材、防護生地として有名なセル剤などしっかりとした布地を何重にも重ねて作られたものがあります。
アジャスタ付きで頭のサイズに合わせることができ、他にもUVカットや丸洗いOKなものもあり、使いやすさの面でもニーズに応えているのが特徴です。
グッズを持つだけでなく意識を持ってもらおう
今では外出先だけでなく、家にまで入ってくるケースもあります。
そのため家のドアも2重ロックにする、警備会社と契約するなど防犯対策が必要です。
またいくらグッズを持たせても、子供に防犯意識がないと役にたたないものもあります。
親は子どもに知らない人についていかない、家に来ても親が留守の時はドアを開けさせない、など細かい教育が必要ですね。
防犯標語は「いかのおすし」以外にも、地域によって色々と考案されていますよ。
防犯標語で意識を持ってもらい、上記のおすすめグッズで対策しましょう。