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子どもを叩くのってダメなの?良くない理由と止める方法

親に叩かれて育つと、自分も子育ての時に叩くのが正しいと思ってしまうこともあります。

昔の子育てでは当たり前だったかもしれませんが、子どもを叩くのには良くない理由が色々あります。

子どもがいたずらや悪さをする理由

どうして子どもは怒られるようなことをいつもするのでしょうか。

好奇心によるいたずら

例えば壁に落書きをしたり、冷蔵庫のおやつを勝手にお腹いっぱいに食べたりすることもありますよね。

私が子どもの頃には甘いものが食べたくて、薬箱から糖衣された薬を出して、全部舐めてその都度吐き出していたことがあります。

また石油ストーブに紙を当てたらどうなるのか知りたくて、新聞広告を燃やしてじゅうたんの裏に隠したこともあります。

大人が見たらとても危険で、どうしてそんなことをするのだろうと思うことも、子どもは危険を察知できず好奇心からなんでもしてしまいます。

まだ善悪の判断が付かない

子どもは好奇心の塊ですが、まだその行動をしたらどういう結果になるのか判断できません。

また良いことなのか悪いことなのかも理解できませんから、いたずらなどをして失敗した経験を元に学んでいく必要があります。

頭ごなしにガミガミ叱ったり叩いたりしても、親の怒りを晴らすだけで子どもの疑問には何も答えていないことになります。

子どもを叩くとどうなる?

事件のニュースで親が子どもを虐待死させたなどという、悲しい出来事を目や耳にすることもよくあります。

少なからず成長過程で問題があった人が大人になると、暴力的になる事例も数多くあります。
子どもを叩いて育てるとどうなりやすいのでしょうか。

・子どもも親やお友達を叩くようになる
・心も体も傷つく
・キレやすい大人になる
・不信感が大きく人を信じられず愛せない大人になる
・攻撃的だったり暴力的になる
・心の発達が遅れる
・善悪の判断が付かず自分が悪いと認められない

叩くという行為はしつけではなく暴力ですから、悪いことをしたからと言って、叩いて良い理由にはなりません。

自分がされてきた場合には、悪いことをしたら叩いて親の言うことを聞かせるのが当たり前だと思っているママやパパもいるかも知れませんね。

ちょっとゲンコツをしただけでそこまでひどくなることは無いかも知れません。

ですがデメリットは大きくても、叩いたことによるメリットは何もないとしっかり理解しておきましょう。

ついカッとなった時に子どもを叩かない方法

親が子どもを叩くのは、自分の言うことを聞かなくて、憎たらしいとか可愛くないなどの感情を持っているときです。

たいてい怒りはすぐにおさまって、叩いて悪かったと後から反省することになります。

ではついカッとなって子どもを叩かないためには、どんな方法があるでしょうか。

●叩いたり怒ったりする前に深呼吸してみる
●どんな時に叩きたくなるのか紙に書き出してみる
●一人で気分転換するなど、子どもと少し距離を置く

子どもに良い叱り方とは

叩いている親もそれはそれで子どものためになると考えているかも知れません。

しかし叩いて言うことを聞かせるのは、動物を調教しているのと同じです。
恐怖を与えて支配しても、子どもは善悪の判断がつかず暴力で解決するようになります。

子どもが攻撃的になるのは、反発心がある現れですから頭ごなしに叱っても解決しません。

子どもの悪いところや根本を責めずに、悪かった行動だけを注意するようにしましょう。

例えば「お前は馬鹿だからいつも悪いことをするのか」とか「お兄ちゃんは何でもできるのにお前はいつも悪さばかりする」というような叱り方はNGです。

「子どもだけでこっそりライターを使ったらどうなるかな?」とか「お友達に悪口を言ったらどんな気持ちになるかな?」などと気づきを与えるように問いかけましょう。

子どもに考えることで気付きを与え、素直に反省できるようにすることが大切です。

またスキンシップは親も子どももストレスや不安を取り除くことに有効です。
叱った分、甘えさせてあげるように考える工夫も大切です。

親のストレスを取り除く

ママに聞いたストレス解消や発散方法のアンケートです。(337人中、複数回答)

★友人や家族と話す 197
★食べる 153
★買い物をする 151
★寝る 124
★一人の時間を持つ 105
★歌う、音楽を聴く 65
★映画やテレビを観る 64
★散歩をする 54
★お風呂に入る 30
★美容院に行く 29
★育児日記やブログを書く 27
★オシャレをする 21
★旅行に行く 19
★スポーツをする 11
★アロマを使う 9

参照元:https://www.combibaby.com/c/2294/?question_word=29f3476a75c631fc690d434ce47063b9

ストレス解消は人によって違いますが、特に体を動かしたり大声を出すことはストレス解消になります。

旅行に行くことも日頃のしがらみから解放されて自由になれますし、家事をしなくてはという気持ちから解放されます。

私はライブに行って踊りまくったり、子どもを連れてカラオケに行ったりしてストレス発散しています。

統計には食べるというのもありますが、食べることにストレス発散のはけ口を求めると、かなり太ってしまうこともあるので注意しましょう。

友達同士で他愛ないことをしゃべったり、ブログで自分の思いを吐き出すだけでもかなりスカッとします。

どうにもイライラするときには、子どもから少し離れてストレス解消するように心がけましょう。