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安全に赤ちゃんが暖まることが出来る暖房の選び方と使い方

今まで何気なく使っていた暖房器具も赤ちゃんに最適か見直してみましょう。
特にやけどのリスクのあるものは、買い替えも検討しましょう。

赤ちゃんがいるご家庭でも安心な暖房の選び方と使い方をご紹介します。

赤ちゃんのいる家庭では暖房の選び方をどうしてる?

室内での寒さ対策に関するアンケート結果があります。(229人が回答)

・暖房をつける 187人
・床暖房、ホットカーペットをつける 59人
・こたつをつける 14人
・特にない 13人
・電気毛布をつける 4人

参照元:https://www.combibaby.com/c/2331/?question_word=4f7fca11b577e715dc4eb6e8ee2d5473#a03

多くのご家庭で使われているのが、エアコンなどの室温を上げるための暖房器具であるということが分かります。

我が家でもメインはエアコンなどの暖房で、サブ的にホットカーペットやこたつなどで暖まっています。

基本はエアコンと加湿器

一番一般的なのはエアコンですね。

高い位置に設置されているので、赤ちゃんがやけどするなどのリスクが無く安心して使えます。
最近は省エネ設計で作られているので、電気代をかなり安く抑えることができます。

在宅時だけつけるよりも1日中つけっぱなしにしたほうが、快適な上に電気代が安くなります。

ただし空気がとても乾燥しやすいので、加湿器は必須アイテムです。

加湿器は空気清浄機と一体型のタイプなどが人気です。

寒冷地では暖房器具にガードをつけて

地域によって温度差も大きいので、選び方は住んでいる場所によっても異なります。

関東地方やそれより西の地域ではエアコンが主な暖房器です。

しかし東北地方や北陸地方などでは、一般的なエアコンだけで冬を過ごすにはあまり適していません。

最近は寒冷地用エアコンも販売されていますが、価格も高くあまり現実的では無いでしょう。

赤ちゃんがいる家庭でも、石油を使ったファンヒーターを使うのが一般的です。
ファンヒーターの前には必ずガードを作って、赤ちゃんが直接触れないように注意が必要です。

石油ストーブはつけてから部屋が暖まるまでに時間がかかりますし、上にやかんを置けるなど便利な反面とても危険です。

どうしても使う場合には石油ファンヒーターと同様に安全ガードをつけて、近寄れないよう配慮しましょう。

灯油を使っているので空気が汚れやすく、頻繁に空気の入れ替えが必要です。

スポット的に温めるには

暖かい空気は上に溜まりやすいので、扇風機などで風を巡回させると効率よく部屋が暖まります。
それでも寒い場合には、スポット的に暖める器具も有効活用しましょう。

セラミックヒーターは温風が吹き出すので、赤ちゃんに安全とは言い切れません。

しかし灯油を使ったファンヒーターなどと比べれば、大やけどを負うリスクは大幅に減ります。

オイルヒーターも長時間触っていれば低温やけどのリスクがありますが、ちょっと触れただけではやけどするほどの熱さはありません。

電気ストーブは電熱線が中にあるので、好奇心から赤ちゃんが触れようとしないように安全ガードをつけるなどの注意が必要です。

・電気ひざ掛け
・ホットカーペット
・こたつ

やけどのリスクを考えるなら、上記のタイプは安全性が高いです。

ただし使い過ぎると肌が乾燥したりデメリットもあります。
特にこたつやホットカーペットで寝ると、体調が悪くなることがあるので使い方には注意しましょう。

適温にして着こませ過ぎないのがベスト!

現代になる前は家の構造も簡素で、隙間風が吹き込んで子供に厚着をさせていました。
今は電気代も安く、まるで春のような暖かさで暮らすこともできます。

可能であれば部屋の室温を21~23度に保ち、厚着をさせ過ぎないようにしましょう。

寝室が寒すぎる場合、布団やパジャマを重ね過ぎて身動きが取れなくなってしまいます。

普段生活する部屋よりは室温は低めが良いですが、日中は部屋を使わず寒すぎる場合には、事前に部屋を暖めてから就寝しましょう。

気密性が高い建物では寝る前には暖房を切りますが、古い木造住宅や寒冷地など条件によっては低めにつけたまま就寝しましょう。

エアコンはつけっぱなしにできますが、石油ファンヒーターは安全上、朝までつけっぱなしにはできません。

寒すぎる場合には、寝室でオイルヒーターを使ったり湯たんぽを使うなどの工夫も良いでしょう。