大人より肌が薄く、新陳代謝が著しくまだ機能が十分でない赤ちゃんのお肌を乾燥や紫外線から守りましょう。
健康なお肌ならそのままで構いませんが、乾燥などで肌トラブルが観られる場合は赤ちゃんにも保湿などのスキンケアが必要です。
ママと赤ちゃんのスキンケアの実態
お子様のお肌に乾燥や痒みなどの肌トラブルが起こったことのある割合を調査した統計があります。
乾燥やかゆみなどのトラブルが起きたことがある
はい 81%
いいえ 19%新生児の頃からスキンケアを始めることが必要?
はい 98%
いいえ 2%
参照元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000010161.html
多くのご家庭では赤ちゃんのお肌の乾燥など、トラブルを感じています。
オムツかぶれの対処法
赤ちゃんにもよりますがオムツかぶれは、一番初めに抱える肌トラブルの場合も多いです。
我が家でも母乳育児により便が緩く、新生児の頃は絶えず便が出ている状態でした。
お肌が薄いのでまるで怪我でもしたように、お尻のお肌が擦り切れて血が出てしまいました。
このような場合の対処法は、
・ワセリンを塗る
・小児科で軟膏をもらって塗る
・低刺激なベビーローションやベビークリームを塗る
というのがおススメです。
大人がお肌に塗るように薄く塗るのではなく、肌がまったく見えないほど分厚くピンポイントで塗ります。
赤ぎれている部分をピンポイントで覆い隠すことで、おしっこやうんちに触れず染みないのでご機嫌がよくなります。
ひどいオムツかぶれは、早めに小児科で相談してあげてくださいね。
乾燥への対処法
お医者さんの見解は様々ですが、基本的に何もつけなくても肌トラブルが無ければローションなどは必要ありません。
お肌が乾燥しやすい赤ちゃんの場合には、お風呂上りなどのこまめな保湿ケアが必要です。
乾燥した悪い状態を続けることで、アレルゲン物質を肌から取りこみやすくなりアレルギーになることも分かってきています。
赤ちゃんのお肌は未発達で、特に湯上りの乾燥には注意をしたいです。
ベビーローションをつければ、お肌の乾燥を防ぐことができます。
ただしベビーローションなどに頼り過ぎたり、選び方や使い方次第では、
・新陳代謝の遅れ
・熱がこもる
・雑菌の繁殖
などのデメリットも考えられます。
赤ちゃんの肌の調子を見て、乾燥しているようであれば塗る、そうでなければ塗らないという考え方で良いと思います。
我が家ではお尻はただれましたが、入浴後にお肌が乾燥して痒がることはありませんでした。
ベビーソープや石鹸で頭や局部、首などしわになって隠れているような部分をサッと洗ってすすぎます。
熱い湯につけると湯上りに乾燥しますので、長く湯船につかり過ぎないようにします。
お肌の状態は赤ちゃんによって個人差があります。必要に応じたケアをすることで健康な肌を作ることができます。
なるべく刺激になる成分は無添加のものをママと赤ちゃんで一緒に使いましょう。
紫外線への対処法
日常においては日焼け止めクリームを使う前に、直接肌に紫外線が当たらないように工夫するのが最も大切です。
公園デビューなど、屋外での紫外線対策で欠かせないことです。
・帽子をかぶせる
・日傘などの日よけで直射日光から守る
・ベビーカーにも紫外線対策用のガードをつける
日焼け止めクリームを使う場合には、赤ちゃん用などの低刺激で無添加な成分のタイプを選んでママと赤ちゃんで塗りましょう。
一昔前より紫外線量が増えているため、UVカットを考えるママさんはかなり増えています。
真夏の炎天下やプール、海水浴など長時間のお出かけでは塗るようにしましょう。
また紫外線が強い時期は、午後の時間帯の外出は避け朝や夕方の涼しい時間帯に外に出るのがおススメです。
お肌がアトピーや乾燥肌で弱い場合は、バリア機能も低下しているので、外出時はこまめに日焼け止めを塗ってあげましょう。
薄く塗るのではなく、白く見えるくらい分厚く塗るのが最適な塗り方です。
スキンケアはママと赤ちゃんのスキンシップ
肌と肌が触れ合うことで、オキトキシンという幸せホルモンが分泌されます。
優しくローションやクリームを塗ってあげれば、赤ちゃんも安心してママも満ち足りた気分になりますよね。
赤ちゃんはもちろんママも癒されて、幸せな気持ちになります。
こまめに日焼け止めクリームやローションを塗ることで、愛情をはぐくむ大切な時間になります。
とにかく使っているとか、刺激の強い日焼け止めクリームやローションを使うことはスキンケアにとって逆効果となることもあります。
他の人が使っているからという理由だけではなく、どうして必要なのかママがしっかり良し悪しを判断しましょう。
お肌に塗るものだけではなく、石鹸などの皮脂を洗い流すものが強力過ぎることで赤ちゃんのお肌が荒れる場合もあります。
まだお肌の常在菌が安定しない赤ちゃんのお肌は、必要な潤いを落とさないように優しく洗ってあげましょう。