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脳科学が育児に役立つ?まっすぐな子供に育てるためのポイント

最近は新しい研究結果も次々に発表されて、脳科学に基づいた育児も提唱されています。

無理なく日常生活に取り入れることができ、子供をまっすぐに育てるためのポイントをご紹介します。

お子様との遊び方についてのアンケート結果

お子様と遊ぶことについて1番近いものを選んでくださいというアンケート結果です。

・子供と一緒に遊ぶのは楽しいがなかなか時間が取れていない 110人
・子供と一緒に遊ぶのは楽しく時間も十分とれている 47人
・子供と遊ぶより子供同士遊ばせていることが多い 33人
・子供と何をして遊んだらいいか分からない 27人

参照元:https://www.combibaby.com/c/2276/?question_word=f50a77233ba5c6d6e0f084ba9e005980

時間が取れないという方や遊び方が分からない親御さんもいました。

託児施設に預けて働いているママや複数の子を育てていて、時間が無いと感じるママも多いと思います。

少しの時間でもスマホやテレビをやめて、何もない状態で子供と向き合って対話してみましょう。

スキンシップを取り入れた育児で愛情表現をたくさんする

大人になって親の愛情を思い出そうとしたとき、抱きしめられたことを思い返す方も多いと思います。

親のぬくもりや愛情が感じられることで、子供側も与える姿勢が備わると言われています。

与えることが普通だと感じられるのは、子供時代に親から愛情を十分に受け取った経験がとても大切です。

赤ちゃんが泣いたら脳科学的にはどうしたらいい?

以前は抱き癖という言葉がありましたが、最近は聞かなくなりました。

脳科学的には泣いているときに抱っこしてあやすのは、とても良いことと言われています。

でも泣くこと自体は脳にとってストレス解消になるので、泣き止ませようとして大げさにあやす必要はありません。

言いたいことをじっくり聞いてあげる

小さいうちはまだ言いたいことが、上手な言葉になって出てこない場合もあります。

「だから何が言いたいの?」とか「今忙しいから後にして」などと言わずに、じっくりと子供の話を聞いてあげましょう。

子供が話している最中はしっかり目を見て聞き、しっかり聞いているという意味で相槌を打ちます。

そして子供が言いたかったことをくみ取って、「〇〇ちゃんはこういうことが言いたかったんだよね」と理解を示してあげます。

しっかり聞いてもらえたとか、分かってもらえたということで子供は、親に対する信頼感や愛情を感じ取ることができます。

テレビを一緒に観るならバラエティ番組が最適

もし家族みんなでテレビを見るなら、脳科学的にはバラエティ番組がお勧めです。

バラエティ番組は人間が色んなやり取りをするので、社会関係を理解する脳領域を発達させるのに最適です。

一昔前は大勢の家族に囲まれて、いろんな人間関係を目の当たりにしながら成長することができました。

現在は核家族化で人とのかかわり方を見る機会が少なくなっているため、テレビを通して学ぶこともあります。

子供にテレビはNGという話が多いですが、時間を制限して良い番組を選んで家族で意見を言ったりしながら楽しく視聴しましょう。

規則正しい生活を送る

言うまでもないかも知れませんが、規則正しい生活を送ることが脳の成長にもとても大切です。

朝日を浴びてセロトニンを分泌させ、暗くなったらしっかりと眠り生活にリズムをつけることです。

眠っている間に分泌されるメラトニンは、成長ホルモンの分泌を促します。
夜中に強い光を浴びると体内時計は崩れ、睡眠覚醒リズムも乱れます。

将来的には朝起きれずに不登校になったり、遅刻を繰り返して引きこもりになる原因になる可能性にもつながります。

日中寝ていてくれると仕事がはかどるなどの理由で、起こさないように習慣付けるのはNGです。

バランスの取れた食生活

栄養バランスが整った食生活を見直しましょう。

・炭水化物(ご飯・パン・麺類・シリアルなど)
・タンパク質(肉・魚・豆類・卵)
・野菜や果物(ビタミン・ミネラル)

これらをバランス良く摂取するのが脳科学的にも欠かせません。
特に甘いものが主体になった朝食にならないように注意が必要です。

・糖分の多いシリアル
・パンケーキ(ホットケーキ)
・トーストにジャム

たまになら良いかも知れませんが、連日このような糖質だけに偏ることが無いように、タンパク質を十分に摂取しましょう。

糖質ばかりの朝食では、手っ取り早く血糖値を急上昇させてしまい、しばらくすると急降下してしまいます。

近年は大人の血糖値の乱高下が問題視されていますから、子どもの頃から質の高い食事を摂ることが大人になってからの健康も左右します。

主食だけに偏らず、品数を増やすことで栄養の偏りを防げます。

同じ本を繰り返し読み聞かせする

子供の脳は未熟で知らないことばかりですから、新しいことを何度も反復して記憶させると脳が成長します。

大人は何度も繰り返して同じ本を読むことは少ないかも知れませんが、子供には同じ本を読んで聞かせるのがお勧めです。

何度も読むことで脳内の接続が強くなり、スキルや知識が自然と出てくるようになります。
ですから「その本はもう読んだでしょう?」と言わず、リクエストがあったら繰り返し何度も読んであげましょう。

このように昔から行われてきたような些細な事の繰り返しが、脳科学的にも良い影響をもたらすことも多いんですね。

日々繰り返している育児にプラスアルファで、子供にも良い影響を与えることができます。