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赤ちゃんの咳は病気のサインかもしれない?症状と解決方法

赤ちゃんが咳をしている時、怖い病気が潜んでいるのかとても心配になりますね。
咳だけではママが判断できないこともあります。

どんな症状なのか、赤ちゃんの咳をまずはチェックしましょう。

赤ちゃんの咳の症状について

大人も子供も咳は肺の神経に何か刺激を感じ、反射作用で外に追い出そうとしている働きです。
刺激で多いのが粘膜です。

風邪をひくと痰などの粘液が大量に分泌され、それが刺激となって咳が出ることがあります。

咳の音をチェックして

咳の音は乾いたコンコンという咳、ゴホゴホと湿った咳、そして稀にケンケンと犬のような咳の3つがあります。

咳は感染している体の部位で音が変わります。

赤ちゃんの咳の音をしっかりとチェックしましょう。

病院に行く目安

咳は軽い風邪でも本人が辛いので、早めの診察をお勧めします。

また、どれくらい続いているのかも覚えておくと、小児科で医師に相談することができますよ。

熱はなくても数日咳が止まらない、咳が悪化していると風邪をこじらせている可能性があるので病院に行きましょう。

それ以外にも

・3か月未満の赤ちゃん
・38度以上の熱が2日以上続く
・呼吸が苦しそう
・顔色が悪い

などを目安に病院に行くと良いでしょう。

咳で考えられる呼吸器系の病気

咳で考えられる病気は以下の病気です。
ただしウイルス感染によるものや、子供がなりやすい病気は他にもあるので注意してください。

感冒(かぜ)

いわゆる風邪のこと。

多くのウイルスが鼻から感染し、咳が出ている状態です。
鼻水がのどに落ちて咳が出ることもよくあります。

RSウイルス

RSウイルスというウイルスに感染すると、呼吸器に症状が出る場合があります。

ゼーゼー、ゼロゼロという喘鳴の症状が出ます。

0歳児がかかると肺炎など重症化しやすいため、喘鳴があれば医師に相談しましょう。

クループ症候群

ケンケンという犬の鳴き声のような咳の音が特徴です。

咽頭に炎症が起こり呼吸困難をおこす可能性があるため、早急に小児科へ行きましょう。

急性気管支炎

ウイルス感染によって気管支が炎症を起こしている状態です。

コンコンと乾いた咳ではじまり、のちに湿った咳に変わっていくのが特徴です。

風邪をこじらせて咳だけ残る場合は、気管支炎を起こしている可能性もあります。

市販の薬を飲んでも良い?

咳止めは咳が止まって楽にはなりますが、病気の中には咳を止めてはいけない病気もあるそうです。

まずは咳の原因や病気を知るためにも、小児科の診察をお勧めします。

風邪と診断されれば、市販の解熱剤や咳止めを一時的に使うのは、ほぼ問題ないと思われます。

咳は子供の年齢によっても、考えられる病気の種類が違ってくるので、安易に飲ませないようにしましょう。

お家でできる咳対策

赤ちゃんの咳はママも見ていて辛くなりますよね。
お家でもできる咳や風邪対策を日頃から行いましょう。

風邪やインフル対策として行っている予防を紹介します。

■こども
・睡眠や休息を十分にとる 60.4%
・衣服や室温に気をつかう 54.4%
・栄養を十分にとる 50%

■おとな
・帰宅時にうがい 53.8%
・マスク 50.7%
・予防接種をうける 50.5%

参照元:https://www.babytown.jp/b/childcare/sick-child/bt1064.html

と赤ちゃんに行う対策とママや大人ができる対策が違いますね。

他にも置き型の除菌剤や除菌ティッシュなどは役立ちますよ。
最近はノンアルコールで、赤ちゃんにも優しいものが販売されています。

素人判断は禁物

咳をしている時大体多くが風邪ですが、風邪も放置しておくと肺炎や気管支炎を起こす可能性もあります。

また赤ちゃんがなると重症化しやすいウイルスもあります。
咳は体の正常な反射作用なので、小児科に行っても対処療法であることが多いです。

でも咳止めばかりを使用せず、加湿器や室温、水分補給などできる対策をおこなって早めの診察を行いましょう。