産まれたばかりはサラサラとしていた赤ちゃんの手足。
生後2週間を過ぎたあたりから、手汗や足汗がひどいと心配になったことはありませんか?
多汗症だったらどうしようと悩むママも多いかもしれませんね。
赤ちゃんの汗が多いのには理由がありますよ。
赤ちゃんが汗かきな理由
赤ちゃんの手汗や足汗がかなりひどい時でも、多汗症ではないので安心しましょう。
赤ちゃんは自分で体温調節をすることがまだ苦手です。
室温が上がれば体温が上がるし、寒ければ体が冷えます。
特に体温が上がり過ぎの場合に、手足から温度を下げようとたくさん汗が出ます。
赤ちゃんの手足は小さくても、大人と同じ汗腺の数を持って生まれてきます。
また新陳代謝は大人の2倍とも言われているそうです。
生後2週間ごろから急に汗腺の発達が著しくなるので、ママは心配になるのでしょう。
室内の温度を一定にしよう
体温調節が苦手な赤ちゃんのために、暑すぎず寒すぎずの環境を作ることが大切です。
赤ちゃんの居る部屋の最適な温度は25度くらいだと言われています。
私が子供を産んだ産院も、常に温度が25度に設定されていましたよ。
直接エアコンの風が来る場所は避けて、赤ちゃんの様子を見ながら調節しましょう。
体をチェックして、暑すぎないか見ておくと良いですよ。
赤ちゃんが暑がっているかのチェック方法
赤ちゃんが暑がっているかどうかをチェックするには、手足ではなく背中やお腹を触って確認しましょう。
触った時に肌着が湿っていたり、背中が汗ばんでいると暑いと感じています。
手足は熱を放出した後なので、冷たいことが多いです。
冷たいから寒がっていると間違えないことがポイントですよ。
臭いが気になる時のケア方法
ママが赤ちゃんの汗で悩んでいることってどんなことものでしょう。
1位:着替えが多い
2位:あせもなどの肌トラブル
3位:首回りや背中のムレが気になる
私はそれに加えて足の臭いがひどいと感じていました。
赤ちゃんだからと良い香りがする訳でなく、パパと同じ立派な酸っぱい臭いですよ。
臭いが出ている時は、雑菌が繁殖しているので、しっかりとケアしてあげましょう。
・洗い残しがないように洗う
・お風呂でいつも清潔に
・時々濡らしたガーゼで拭く
大人と同じで、汗自体には臭いはありません。
ケアを行うことで臭いは防げるのですね。
汗腺の数は子供時代に決まる
赤ちゃんの汗腺は、産まれたばかりは働いていません。
そして能動汗腺の数は3歳までに決まると言われています。
生後2週間ごろから発達する
子供の汗腺は生後2週間ごろから数が増えていきます。
ですので3歳までの時期に、ある程度汗をかく習慣を付けましょう。
能動汗腺が多いから汗かきになるのは必ずしもイエスではないそうです。
子供の将来の健康を守ろう
汗をかくというのは、体温調節を行っている人間の自然な機能です。
汗をかかない環境でずっと赤ちゃんを育てると、能動汗腺の数が減り大人になっても汗をかきにくい体質になります。
ですから1日に1時間程度は汗をかかせて汗腺を機能させ、成長させなければなりません。
大人になって汗がかきにくい体質だと、熱中症になるリスクもあがりますよ。
自分が汗かきだと思っている人は76%もいますので、大体皆さん汗をかく環境で育っています。
参照元:http://chosa.nifty.com/medical/chosa_report_A20160826/?theme=A20160826&theme=A20160826
赤ちゃんは新陳代謝が大人の2倍となっており、汗をかいて当然だと言えますので、あまり意識する必要はないようです。
汗をかくのは健康な証
赤ちゃんは寝ている時によく汗をかきませんか?
眠りにつくと体温が上昇し、上質な眠りのためには発汗が大切なのです。
大人になっても健康な汗をかけるよう、汗腺トレーニングをしましょう。
また手汗や足汗は放置すると、臭くなってしまいます。
清潔を心がけて、赤ちゃんが気持ちよく過ごせるようにしたいですね。