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アトピー性皮膚炎の発症率を低下させる有効策は新生児期からの全身保湿ケアだった!?

新生児期からの全身保湿の効果が発表された

2014年10月1日に新生児期から表皮のバリア機能を強化するために全身に保湿剤を塗ることでアトピー性皮膚炎の発症率を低下させることができたという発表が国立成育医療研究センターよりされました。

かなり専門用語なども出てきますので、わかりにくいかもしれませんが、興味がある方は一度見てみるといいと思います。

ここで気になるのがこの発表をされた国立成育医療研究センターがどういった機関なのかです。
ホームページがありますので、ご確認ください。
国立成育医療研究センターのホームページ

国立成育医療研究センターのホームページ上でも発表記事があります。
「世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見」の発表記事

やはり大切だったお肌のバリア機能のサポート

当サイトでも赤ちゃんのお肌のバリア機能は水分と油分で保たれていて、水分や油分を失いお肌が乾燥すると肌トラブルの原因となるといったことをお伝えしてきました。

だからこそ、乳児湿疹のような肌トラブルから赤ちゃんのお肌を守るにはお肌のバリア機能をサポートするよう、水分と油分をバランスよくお肌に与えてあげることが大切だと考えてきました。

今回の国立成育医療研究センターの発表ではアトピー性皮膚炎に関する内容でしたが、やはりお肌のバリア機能を保湿によってサポートすることはベビースキンケアにおいて必要であると改めて感じました。

また、今回の国立成育医療研究センターによる発表では、お肌の乾燥した一部分にではなく、全身に保湿剤を塗った場合とあります。

乾燥した部分だけの保湿ではダメなのか?と思われると思います。

その理由はアトピー性皮膚炎に関する内容だからだと思います。

アトピー性皮膚炎はアレルギーと関係しています。
赤ちゃんの場合は卵とか小麦とかの食物アレルギーがでやすく離乳食初期ではなるべく避けるのが通常とされています。

アレルギーは口から入ったものだけでなく、お肌にふれたものも関係してきます。

少し前に加水分解コムギのアレルギーが問題となったことがありましたが、お肌に触れたものでアレルギー反応を起こす場合もあります。

特に赤ちゃんのお肌はまだまだ未熟で触れたものが大丈夫なものかどうかの判断も未熟です。

だからこそ、お肌が未熟な間は保湿剤でお肌を覆ってアレルゲンとなるような物質に触れないように守ってあげることでアトピー性皮膚炎の発症率を低下させれるのではないでしょうか?

この場合は、お肌の一部分だけを保湿剤で守っても意味がなく、全身に塗ってあげることが必要だということです。

とはいっても、保湿剤にアレルゲンとなりやすい原料が使われていては意味がないですね。

なるべくアレルギー反応を起こしにくい成分を使用して作られた保湿剤を使用することも大切ではないでしょうか?

国立成育医療研究センターの発表動画でワセリンが出てきていましたが、ワセリンはお肌の保護に役立ちますが、お肌に潤いをもたらすようなものではありません。

お肌のバリア機能をサポートするには潤いと油分をお肌に与えてくれるベビーローションの方がおすすめです。