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ジェル(ゲル)と乳液、クリームとの違いは?お肌に良いのはどっち?

保湿化粧品には様々なタイプがあります。

基礎化粧品として「化粧水」「乳液」「クリーム」「美容液」があります。
さらに保湿ジェル(保湿ゲル)というものもあります。

よくお肌にやさしく安全なのはジェルという話も聞きますが、
そもそもジェルと化粧水、乳液などは何が異なるのでしょうか?

ここではそれぞれの保湿化粧品の違いについて説明します。

ジェル(ゲル)とは?

ジェルと呼んだり、ゲルと呼んだりしますが、まずジェルというものは何かといいますと、
海藻のネバネバ成分やコラーゲン、ヒアルロン酸といったプルプルとした弾力のあるゼリー状のものを指します。

どうしてジェル化粧品というものが誕生したかというと、
元々化粧品は基本的に水分と油分で作られており、学生時代に習った通り、水分と油分は反発しあって混ざらないために、混ぜ合わせるために乳化剤(界面活性剤)を使用していました。

その際に使われる合成界面活性剤の質が問題となり、合成界面活性剤がお肌に良くないとされ、界面活性剤を使わずに化粧品は作れないものかと考え出されたのがジェル化粧品です。

つまり、ジェル化粧品は水とジェル成分であるヒアルロン酸やコラーゲンなどを組み合わせ、油分が含まれない化粧品となります。

ですが、ジェルクリームのような油分を配合し、乳化剤を使用している化粧品もあります。

簡単にジェルの特徴を挙げておきますと、

①潤いの保持に優れて瑞々しさがある
②吸着性がある(※クレンジングジェルなどはお肌の老廃物などを吸着しやすく作られています)
③通気性に優れている(油分は肌の表面に膜を作りますが、ジェルの場合は膜を張らず皮膚呼吸を妨げないとされている)
④お肌への馴染みが良い

といったことがあります。

化粧水、乳液、クリームなどは基本的に油分の量が異なり、化粧水が一番少なく、クリームが一番多く配合されています。

つまり、油分の量で分けられる3タイプの基礎化粧品と油分を使わないジェルとでは性質が違います。

ジェルが良くて乳液やクリームはダメ?

ジェルが良くて乳液やクリームがダメなのかどうかは乳化剤次第です。

乳化剤、つまり合成界面活性剤を全て悪とするのであれば、ジェルの方がお肌に優しいと言えるでしょう。

ですが、合成界面活性剤と言っても様々な種類があり、お肌にとって負担の少ない成分もたくさんあります。

ジェル化粧品の販売会社は当然ですが、合成界面活性剤をお肌にとって悪と定めていらっしゃいます。※そうでないとジェル化粧品の意義がなくなりますよね。

結局のところ、良いと判断するか悪いと判断するかは使う側次第です。

ジェルと乳液などでは使用感も異なります。

ジェルの塗った際にでるカスみたいなのが嫌だという方もいらっしゃいますし、
油分が含まれる乳液やクリームの皮膜感や油によるほてり感が嫌という方もいらっしゃったりして個人的な好み関係してきます。

保湿力でいうと効果が持続するのは乳液やクリームタイプの化粧品です。

確かに合成界面活性剤にはお肌への刺激が強い成分も中にはありますので、乳液やクリームを選ぶ際には刺激の強い合成界面活性剤が使われていない乳液やクリームなどを選ぶことが大切となってきます。

ベビーローションの多くも乳液タイプなので水分と油分が含まれています。