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ベビーローションの比較はお肌へのやさしさ!比較方法は?

基本的にベビーローションである限り、多かれ少なかれ保湿力はあります。

保湿にも水・水分保持・油分といった大まかな種類がありますので、ただ保湿力が高ければ良いというわけでもありません。

ですが、ベビーローション選びをする上で保湿力だけに注目していては本当の意味でのベビーローション選びはできません。

保湿力以外に比較すべきポイントがあります。

ここでは保湿力以外で最も注目すべき比較ポイントについてご紹介します。

ポイントはお肌へのやさしさ

ベビーローションをなぜ使うのか?

答えは「お肌の保湿」です。

では、なぜ赤ちゃんのお肌を保湿しなければいけないのか?

答えは「赤ちゃんのお肌は乾燥しやすいから」です。

さらに、なぜ赤ちゃんのお肌が乾燥するといけないのでしょうか?

答えは「お肌の乾燥はバリア機能の低下を意味し、肌トラブルの原因となるから」です。

つまり、赤ちゃんのお肌にできるあらゆる湿疹=乳児湿疹がなるべくできないようにお肌を健やかに保つために保湿をしてあげることになります。

ですが、ここで多くの方が見過ごしがちなポイントがあります。

それが、「赤ちゃんのお肌へのやさしさ」です。

乳児湿疹のような肌トラブルから我が子のお肌を守るために保湿しているはずなのに、知らず知らずの間に、保湿ケアに使用するベビーローション自体が赤ちゃんのお肌への刺激となり、トラブルにつながっているケースがあります。

だからこそ、見過ごしてはいけないのが「赤ちゃんのお肌へのやさしさ」なのです。

お肌へのやさしさを見分けるポイント

赤ちゃんの保湿ケアにおける大筋のポイントは掴んで頂けたでしょうか?

ベビーローションを比較した際に差が付きやすいのは保湿力ではなく、むしろ「ベビーローションそのもののお肌への刺激」なのです。

そこで「お肌へのやさしさ」を比べる際に見るべきポイントについてお話しします。

無添加対象成分の確認

いわゆる無添加ベビーローションというものであるかどうかをまず確認します。

お肌への負担となるような成分を入れていないということを表しているのが「無添加」なので、
サイトやチラシ、パンフレットなどに無添加の記述がないかを調べましょう。

無添加の記述があれば、対象となっている成分を確認します。

よくある無添加対象成分を挙げると

・合成香料
・合成着色料
・鉱物油
・シリコン
・パラベン
・合成ポリマー
・旧表示指定成分
・エデト酸塩
・合成界面活性剤

などがあります。

この中でも最も注目したいのは旧表示指定成分です。

今は全成分表示が義務化されていますが、昔は指定成分以外は表示義務がありませんでした。

どうして指定成分は表示しないといけなかったのかというと、
旧表示指定成分でgoogleやyahooなどで検索すれば詳しく載っていますが、
「アレルギーを引き起こす可能性のある成分」だったからです。

パラベンや安息香酸塩、エデト酸塩なども旧表示指定成分102種類の中に含まれていますので、
旧表示指定成分無添加とあれば、とりあえずパラベンや安息香酸、エデト酸など102種類が入っていないことを意味しますので、赤ちゃんのお肌に使うものとしては旧表示指定成分は無添加であることが好ましいです。

たまに無添加の対象成分としてパラベン、エデト酸塩、旧表示指定成分と重複??といった表記がされていることがありますが、これは旧表示指定成分ではピンとこない方にわかりやすいように表記しているという認識で大丈夫です。

バランス良く保湿成分が配合されていればあとはシンプルに

保湿力と一言でいっても、潤い・水分保持力・油分といった3つの種類に分かれるということは先述したとおりです。

潤いというと「水」です。
ベビーローションのほとんどは水でできています。

そして、与えた水をお肌の角質層に留めておくための水分保持に役立つのが「ヒアルロン酸」や「PCA-Na」「アミノ酸」といった成分です。

さらに、お肌の潤いを逃さないようフタをする役目の油分にはホホバオイルや馬油、シアバターなどが使われます。

水が入っていないベビーローションはないでしょうから、水分保持成分と油分がバランス良く配合されているベビーローションを選ぶことがポイントで、さらにいうとなるべく全成分の数が少ないベビーローションを選ぶことが大切です。

配合成分数は多ければ多いほど良いというわけではありません。

水分保持力ばかり強くても油分が少なければケアとして不十分ですし、油分だけが強くて水分保持力がないのもケアとして不十分です。

大切なことは「バランス」と「シンプル」です。

乳液タイプのベビーローションがほとんどですが、乳液って分離していませんね。

本来水の中に油を入れても混ざるわけがないのですが、
乳液のように混ざっている状態を作るには水と油を混ぜ合わせる乳化剤が必要となったりします。

分離していない乳液を作るのに乳化剤は欠かせないものですが、お肌に必要な成分でもありません。保湿をするわけではありませんので。

このようなベビーローションを作る上で保湿とは関係ないけれど、化粧品作りに必要となる成分というものがあったりしますので、成分が多いとそういった成分も多くなる傾向があります。

そのため、水分保持成分と油分成分が配合されているベビーローションであれば、なるべく全成分の少ないベビーローションを選ぶ方が配合成分によるお肌への負担を減らすことにもつながります。

お肌に合う合わないにも関係しますね。

ベビーローションを選ぶ際には保湿力よりも保湿のバランス、そしてもっと大切なのは「お肌へのやさしさ」であるということを是非知っておいてください。

そして、お肌へのやさしさを比べる時には無添加と保湿成分のバランス&シンプルさに注目して選びましょう。