一般的に化粧品のローションというと化粧水のことを指します。
ベビーローションもローションと付いているので赤ちゃん用の化粧水として大人の化粧水代わりに使えるのでは?と考える方もいらっしゃるでしょう。
ここではベビーローションが化粧水代わりに使えるのかどうかについてご紹介します。
ベビーローションの特徴
ベビーローションの多くは乳液タイプとなっています。
そのため、わかりやすいようにミルキーベビーローションとか、ベビーミルキーローション、ベビーミルクといった商品名で販売されていることもあります。
どうしてベビーローションは乳液タイプのものが多いのでしょうか?
その理由としては、赤ちゃんにとって必要な保湿ケアを効率的にできるからというものがあると思います。
赤ちゃんに限ったことではないのですが、基本的にお肌に必要な保湿というのは水分だけでなく、油分だけでもなく、水分と油分両方を補うケアなのです。
なぜならお肌のバリア機能といわれるものも水分と油分で保たれているからです。
水分だけだと蒸発しやすいですし、油分だけだと大人でいうところの乾燥肌でオイリー肌という状態です。
油分だけでなくお肌そのものも潤っておかないと健やかな状態とは言えないのです。
化粧水は水分重視の保湿ケアで、クリームやオイルは油分重視の保湿ケアとなり、水分と油分のバランスが取れているのが乳液となります。
そのため、毎日の赤ちゃんのお肌の保湿ケアを効率的に行うためにベビーローションは乳液タイプが多くなっているというわけです。
ベビーローションは化粧水代わりになる?
ではベビーローションが化粧水代わりになるのかどうかというと、何を求めるかによって答えは変わってきます。
お肌の保湿という大枠で捉えればベビーローションは化粧水の代わりになります。
化粧水レベルのお肌の水分補給の代わりになるかというとならないかもしれません。
基本的に大人がお肌に必要なケアをしようと思うと、化粧水だけでは十分ではなく、乳液かクリームやオイルなどでお肌の水分を逃さないように追加ケアを行わなければなりません。
お肌に必要なケアを1回で済まそうとするのであれば、乳液が適していると言えます。
というわけなので、ベビーローションの多くは乳液タイプなので、大人が使う化粧水ほどの水分補給力はありませんが、保湿という意味では十分代わりとして使えます。
ベビーローションは赤ちゃんのお肌用なので優しさ面でもおすすめできます。