赤ちゃんに対してしっかりとスキンケアを行うという認識が高まってきたのはごく最近です。
20年前などはベビースキンケアの概念自体もあまりなく、赤ちゃん用の石鹸の種類も多くありませんでした。
今ではベビースキンケアは少しずつ浸透してきましたが、まだまだ十分な情報が知れ渡っているとは思えません。
例えば、産まれて間もない赤ちゃん、いわゆる新生児にスキンケアをしても良いのかどうかわからず不安なママもいらっしゃると思います。
ここではそんなママのために新生児にスキンケアが必要かどうかについて紹介します。
新生児のお肌の特徴
赤ちゃんのお肌にケアが必要と知ってもいつから始めれば良いのか、新生児といわれる生まれた間もない赤ちゃんに使っても大丈夫なのか不安なママもいらっしゃると思います。
そのため、まずは新生児のお肌の特徴についてご紹介します。
産まれたての新生児の皮膚はとても薄くなっています。
そしてお肌のバリア機能が未熟という特徴もあります。
ですが、生後間もない頃はお母さんのお腹の中にいた時に受けていたホルモンの影響が残っており皮脂の分泌は盛んでもあります。
皮脂分泌が盛んといっても皮脂が出やすい箇所とそうでない箇所があります。
皮膚が薄く刺激に対して敏感&お肌を守るバリア機能が未熟ということで、
外部からの刺激に対してとても弱いのが新生児のお肌です。
最近では赤ちゃんの全身保湿がアトピー性皮膚炎の発症を低下させるというデータも出ていますので、皮脂分泌が盛んでない箇所の保湿ケアは必要ですし、沐浴後の赤ちゃんのお肌は乾燥しやすくなっていますので、しっかりと保湿してあげることが大切です。
新生児期は皮脂分泌が盛んなため、新生児ニキビや乳児脂漏性湿疹といった乳児湿疹ができやすい時期でもあります。
過剰な皮脂がトラブルにつながりますので、保湿ケアと同様に洗うケアもしっかりと行ないましょう。
なるべく早く、やさしいベビーローションを使いましょう
上記で説明しましたように、赤ちゃんのお肌はとにかくデリケートでお肌を守る力が未熟な状態です。
刺激などから新生児のお肌を守ってあげるためにお肌のバリア機能をサポートする保湿ケアが重要となります。
そのため、新生児期のなるべく早い時期から保湿ケアを始めることをおすすめします。
ベビーローションによる保湿ケアを始める際の注意点が一つあります。
それはお肌にやさしいベビーローションを使うという点です。
新生児のお肌は刺激に敏感といいましたが、せっかくお肌を守るための保湿ケアに役立つはずのベビーローションがお肌への負担となっていては元も子もありません。
ベビーローションはどれも同じではありませんので、
たくさんあるベビーローションの中からお肌にやさしい成分で作られたベビーローションを選びましょう。
成分を見てもお肌にやさしいかどうかわからない方は当サイトで紹介しているおすすめベビーローションを参考にしてください。
お肌へのやさしさの見分け方については下記記事をご参考ください。
≫低刺激かどうかの見分け方
≫ベビーローションの比較はお肌へのやさしさ!比較方法は?