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乳児湿疹やアトピー治療に使われるステロイドの副作用は?メリットとデメリット

乳児湿疹やアトピーの治療の際に使われ、何かと賛否が分かれる薬がステロイドです。

副作用が怖いから大切な我が子にはなるべくステロイドを使いたくないというのが親の心境ではないでしょうか?

ステロイドは薬なわけなので、もちろん効果もありますが、副作用もあります。
ステロイドには強さに応じたランクがあり、副作用も様々です。

ステロイドを使いたくないからベビースキンケア選びにこだわるママやパパも多いと思います。

ここではステロイドに関するとらえ方とベビースキンケアとの違いについて紹介したいと思います。

薬と化粧品を混同しないことが第一

まず薬であるステロイドのメリットとは何でしょうか?

それは、炎症や痒みを抑えてくれることではないでしょうか?

この効果と引き換えに多少なりのリスクがあるというわけです。

では反対に化粧品ではどうでしょうか?
例えばベビーローションという赤ちゃん用の保湿スキンケアは保湿はできますが、お肌の炎症やかゆみを取ってくれる効果はありません。

その反面、特に副作用もありません。薬ではなく化粧品なので。

まず、薬であるステロイドと化粧品であるベビーローションに同じ効果を期待してはいけないですし、全く別のものだと分けて考えることが大切です。

ステロイドを使いたくないという想いは良いのですが、
乳児湿疹の種類によっては痒みが生じるものもあったり、アトピーも強い痒みがあることで知られていたりし、この痒みというのがとても厄介な存在なのです。

乾燥による痒みであれば保湿することでおさまることもあるかもしれませんが、炎症だったりそれに伴う痒みだったりをベビーローションで改善することはできません。

かといって乳児湿疹やアトピーによるかゆみを放置していると「痒くて掻く」ということを繰り返してしまい結局症状が悪化するということにもなりかねません。

ステロイドとベビーローションの使い分けが大事

色んな皮膚科のドクターが伝えているように要は使い方だと思います。

長期間にわたって使い続けることは良くないかもしれませんが、一時的にステロイドを使って強い痒みから我が子を解放させてあげ、その間に症状を改善させてあげるというのも方法の一つだと思います。

くすりは薬、けしょうひんは化粧品で分けて考え、
薬は今の症状へのアプローチ、化粧品はお肌の環境を整えトラブルを起こしにくい健やかなお肌に導くためのアプローチなので、上手に使い分けることが大切です。

何もお肌のケアをせず、カサカサを放置したり、皮脂でベタベタなのを放置したりしていると様々な肌トラブルにつながります。

つまり、肌トラブルが起こらないようにお肌を清潔でしっとりと潤った状態に保つために毎日行うのがスキンケアなのでベビーローションはそのために役立てましょう。

でも毎日しっかりとスキンケアをしていても乳児湿疹などの肌トラブルが出来たりすることはあります。

体調などにもお肌の状態は左右されますので、スキンケアだけでは限界があるからです。

日々しっかりとスキンケアを行っているけども、もし痒みの強い乳児湿疹ができてしまった場合には痒みを抑えるためと割り切ってステロイドを使ってみるのは良いのではないでしょうか?

考え方は人それぞれですので、こういう捉え方もあるという参考にしてみてください。