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汗荒れから子供の肌を守る方法は?原因・症状・対策について

汗荒れ(汗あれ)って聞いたことありますか?

汗疹(あせも)なら知ってるけど、汗荒れは初耳という方もいらっしゃると思います。

汗荒れなんて聞いたことがないという方のために、汗荒れがどういうもので、汗疹とはどう違うのか、また対策法についてご紹介します。

汗荒れとは?汗疹との違い

まず汗あれというものについて簡単に説明します。

汗荒れというのは「お肌の表面に溜まった汗による刺激でお肌がかぶれる症状」を指します。

汗による肌トラブルということは汗疹じゃないの?と思われるかもしれませんが、汗疹というのは汗の出る汗孔という穴が塞がり、汗が汗管内で行き場を失い皮膚内部溜まることによって起こる水疱状の湿疹です。

汗疹は皮膚内部、汗荒れは皮膚表面という違いがあります。

汗荒れの場合は汗に含まれる成分がお肌への刺激となり、かぶれの原因となります。
汗にはミネラルや塩、尿素などが含まれますが、尿素が微生物に分解されるとアンモニアに変わりアンモニアはお肌への刺激となりやすい成分です。

汗あれの対策法とは?

汗荒れの対策は基本的には汗疹と同じです。

つまり、汗対策です。

汗が原因となるので、汗を放置しないことが汗対策となります。

ですが、汗対策はあくまでも汗あれや汗疹の予防対策となります。

既にできた汗荒れは炎症が起こっていますので、炎症を抑えるための治療を行いましょう。
掛かりつけの小児皮膚科などに行って診察を受けるのが一番です。

汗荒れ予防としてご家庭でできることは、とにかくかいた汗をそのままにしないことです。

汗対策としてご家庭でできることはたくさんあります。

例えば、
①室内の通気性を良くし、必要に応じてエアコンなどで適温を保ってあげる。
②濡らしたガーゼやおしりふきなどを活用して噴き出た汗を拭き取ってあげる。
③肌に直接触れる肌着やタオルは吸水・速乾に優れた素材のものを選ぶ。

などが思いつきます。

ただ、エアコンで快適な室内環境を作ること熱中症などを防ぐことにもつながりますが、赤ちゃんの頃からしっかりと汗をかくことで汗腺を発達させることができますので、常に汗をかかないようにすることは体の発達においては良くありません。

そして、汗を拭き取る際に乾いたガーゼで拭きとると汗がどんどん出てくることにつながりますので、濡らしたガーゼで拭きとってあげることがポイントです。

肌着やタオルの素材はオーガニック素材ではなくても良いのですが、かいた汗をしっかりと吸水し素早く乾いてくれるタオルを選ぶようにしましょう。

以上が日常生活で少し意識的に行うだけで予防につながるポイントです。

そして、赤ちゃんは代謝が活発なので一日過ごすとお肌は垢や皮脂・汗・雑菌で汚れています。

汚れはお肌への負担となりますので、1日の汚れを落としてスッキリ綺麗にしてあげることも大切です。

そこで沐浴の際にはベビーソープでしっかりと全身を洗ってあげましょう。

そして、沐浴後はベビーローションを使ってお肌を保湿してあげます。
どうして保湿が必要なのかというと、赤ちゃんのお肌はとてもデリケートで乾燥しやすいため、お肌を守るために備わっているバリア機能が未熟なので、バリア機能をサポートしてあげるためにベビーローションが役立つからです。

通常の乳液タイプのベビーローションでも良いですし、夏なのでもう少しさっぱりと保湿したい場合にはジェルタイプベビーローションを使っても良いでしょう。

さらに、汗疹や汗荒れ予防に役立つ薬用のベビーローションなどもありますので活用してみるのもおすすめです。