産後はお肌が敏感になっているだけでなく、主婦なら水仕事も多いため手荒れに悩む方も多いはずです。
水仕事が多いと手のお肌がカサカサになったり、ひどくなると「ひび」が入ってパックリと裂けてしまいます。そうなるとなかなか治らず辛い思いをすることになります。
冬はさらに寒さも加わって「皸（あかぎれ）」なども起こったりなど手荒れの悩みは尽きません。
そんな手荒れに悩むママにオススメしたいのがベビーローションです。
その理由について紹介したいと思います。
どうして水仕事をしていると手荒れが起こるの？
そもそも水仕事では水という潤いを使っているのにどうして手がカサカサになったり、ひび割れたりするんだろう？と思ったことはありませんか？
ベビーローションの成分の大部分は水であり、水は保湿に欠かせない潤い成分です。
それなのに水仕事をしているとカサカサに乾燥したりする理由は、
「洗剤」を使うからです。
お肌には多少の皮脂が覆っていてお肌の潤いを逃さないようにしてくれています。
ですが、洗剤には界面活性剤という本来混ざらず反発しあう水と油を混ぜ合わせることができる成分が入っています。
この界面活性剤が入っていることで食器に付いた油汚れなどを落とすことができます。
つまり、食器の油汚れを洗い流しながら手の皮脂も同時に洗い流してしまっているということです。
皮脂が奪われるとお肌の潤いを守ることができないのでお肌が乾燥しやすくなります。
冬になると余計に手荒れがひどくなる理由はといいますと、寒いと空気が乾燥してお肌の潤いが奪われやすいことの他にお湯を使う機会が増えるからです。
基本的に油を水で落とすことはできませんが、お湯であれば多少油を落とすことができます。
お湯を使うことで皮脂を落とす力も強化されてしまっているのです。
対策の一つとして食器洗いなど水仕事をする際にはゴム手袋をはめるという方法があります。
手荒れがひどい場合には効果的です。
ですが、人によってはゴム手袋が刺激となり手荒れを起こす場合もあります。
手荒れが起こっているお肌はバリア機能が低下して敏感肌状態なのでちょっとしたことも刺激となり肌トラブルを引き起こしたりします。
そこでおすすめなのがベビーローションによる手荒れ対策です。
ベビーローションが手荒れ対策に効果的な理由
化粧水やスキンケアオイル、乳液でなくどうしてベビーローションがおすすめなのでしょうか？
お肌の保湿＆保護であれば、どんな保湿化粧品を使っても同じじゃないの？
と思われるかもしれませんが、ベビーローションならではのポイントがあります。
それは、「赤ちゃんの敏感なお肌にもやさしいのがベビーローション」だからです。
大人用のスキンケアの中にも赤ちゃんに使えるくらい低刺激なものはありますし、ベビーローションでも低刺激？？と首を傾げたくなるようなものもあったりしますが、傾向としてはベビーローションの方が低刺激なものが多くなっています。
そして、ベビーローションは乳液タイプで水分と油分をバランス良く補うことができるので手荒れでバリア機能が弱った手のケアにはもってこいです。
どんなベビーローションを選べば良いか迷った場合には当サイトでおすすめしているベビーローションがおすすめです。
それ以外のベビーローションを選ぶ場合のポイントは水分と水分保持成分と油分が効率よく補給できるベビーローションかどうか、お肌への負担となりやすい成分が無添加かどうかをチェックして選びましょう。