赤ちゃんの素肌を守るための保湿ケアは、ママとしても気になるところでしょう。
赤ちゃんに保湿スキンケアをした方がいいとはなんとなくわかっていても、頭や顔、体それぞれ同じケアで良いのか気になることはありませんか?
ここでは赤ちゃんの体のパーツに応じた保湿ケアの仕方について説明します。
同じ肌でもデリケートさは異なる
いつの間にか乾燥をしているパーツで言えば、頭皮もそのひとつです。
知らないうちに乾いていて、しかも髪の毛があるものですから、水分補給も大変ではあります。
でも乾燥をしたままにもしておけませんので、ベビーローションのような保湿スキンケアアイテムを指につけて、髪の毛をかき分けながらやっていきます。
頭皮には指のはらをつかい、優しくすり込むようにして、乾燥した頭皮をうるおいのある頭皮に変えていきます。
顔にもしっとりとした状態は絶対に必要なので、顔のケアもきちんとしましょう。
生まれて間もない頃というのは、真皮層にこれでもかというほど、ヒアルロン酸もエラスチンもコラーゲンも豊富です。それでも生活環境によっては乾燥肌になりますので、顔周りもしっとりケアをする必要があります。
特に目の周りや頬のパーツは、いつの間にか湿疹ができやすいものですから、水分と油分を与えるスキンケアは、赤ちゃんのお肌のため、ママも頑張ってケアしてあげたいパーツです。
顔のスキンケアをする時には、ママが気をつけたいこととしては、皮膚をこすらないということです。
ボディの皮膚と比べてみましても、フェイスゾーンの皮膚はとても弱いものです。
こするようなケアはしないで、両手で優しく包み込むように、しっとりと成分を染み込ませるお手入れをしましょう。
目元の皮膚は特に弱いですし、気をつけてケアをしたいパーツです。
だから目元のケアをするときには、人差し指の先に少しだけベビーローションなどをつけて、優しくなぞるようにつけてあげましょう。
目元もこすらないようにして、皮膚にはソフトに接することを基本とします。
フェイスゾーンはこすらないケアをしますが、ボディは赤ちゃんといえども、顔ほどの慎重さで行っていては大変です。
ボディへのベビーローションなどの保湿剤でのスキンケアは、もちろん擦ってはいけませんが、普通に行っていきましょう。
両方の手のひらにつけて、ボディの全体的になでるように塗っていきます。
ボディケアのポイントには塗っていく方向があげられます。
上のパーツから下の方へと塗るようにすることです。
優しい力で、なでるように塗ることで、肌にもやさしいスキンケアができます。
赤ちゃんの肌は水分で満たされていますが、それでも乾きやすいお肌ではありますので、優しい成分の保湿剤でスキンケアをしてあげましょう。
まとめ
赤ちゃんは産まれてからなるべく早い時期から保湿スキンケアを行った方が良いとされています。
ですが、髪のある頭と顔、そして体を保湿ケアする際にどのパーツも同じで良いかどうかについてはなかなか触れられていないことが多いです。
赤ちゃんの皮膚は大人に比べて薄いですが、そんな赤ちゃんの皮膚でも顔や体などで薄さは異なり、よりデリケート具合が変わってきますので、デリケートな部分にはより慎重なケアをするなど臨機応変に対応していくことも必要となります。