どんなベビーローションが良いかな?と探している時に特徴的な成分が気になることもありますね。
例えば、ベビーローションマドンナはマドンナブランド自体が馬油(ばあゆ又はまーゆ)を全面的にアピールしていらっしゃるのでこだわっている印象を受けます。
馬油って馬の油でしょ?本当にそんな成分が配合されていてお肌に良いの?
と思われるかもしれません。
逆に、馬油自体はかなり昔から日本人に馴染みのあるオイルでもありますので、
馬油を昔から使っていて馬油が良いことは知っています!という方も多いと思います。
ここでは馬油入りのベビーローションは赤ちゃんのお肌にとっておすすめなのか、また馬油の特徴について説明したいと思います。
馬油は赤ちゃんのお肌にやさしい?
馬油は人の皮脂にとても近い性質を持つと言われています。
これは脂肪酸の構成バランスが人の皮脂ととても近いことが理由の一つです。
脂肪酸には飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸があります。
この飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の比率が皮脂とほぼ同じと言われいます。
馬油にはセラミドが配合されていて…、という話もちらほら見かけますが、天然セラミドとしてウマスフィンゴ脂質といった馬から抽出されるセラミドも確かにあります。
セレブロシドはウマスフィンゴ脂質をさらに生成された成分です。
馬油にこのウマスフィンゴ脂質は含まれていないということはないようですが、人のお肌の角質層にある細胞間脂質を構成するセラミドをサポートするほどの効果はないようです。
馬油の特徴
馬油にはどのような特徴があるのか簡単にご紹介しますと、
まずは浸透力の高さです。
結構ベトッとした感触ですが、お肌に塗った後は割とサラッとします。
それは馬油がお肌に馴染み浸透しているということです。
さらに、馬油は抗菌&殺菌力などが強いのも特徴です。
オイルなのでニキビの大敵脂性肌(オイリー肌)を加速させるのでは?と思ってしまいますが、実はニキビ対策として用いられたり、火傷のケアに使われたりと昔から使われてきました。
皮脂に近い性質で浸透しやすく抗菌力などもある馬油は安全性もとても高いです。
そのため、赤ちゃんのお肌に対してもやさしく保湿することができます。
というわけですので、馬油入りのベビーローションは赤ちゃんのお肌の保湿に必要な油分には最適な成分と言えます。
あと、オイル全般に対して言えることですが、オイルは塗ると温かく感じたりします。
ベビーローションを塗った後にちょっと肌のほてりを感じる場合は馬油などのオイル成分の作用だと思って良いでしょう。
一時的に痒みを感じる場合もありますが、血行が良くなることによるかゆみだったりします。
ですがいくら皮脂に近いといえど、皮脂ではありませんので、人によっては合わないということも考えられます。
ただ、ベビーローションの多くには油分が配合されており、様々ある油分の中では馬油は馴染みやすく安全性の高い成分なのでおすすめです。
当サイトおすすめの4つのベビーローションの中ではドルチボーレとマドンナのベビーローションに馬油が使われています。